anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

妻、アブダビに来る

俺の妻がアブダビに来てくれた。5月の娘に続き、コロナ禍後の家族来訪第二弾である。ただし日程上の制約が多々あり、水曜の夜便で入り、木、金、土と過ごして土曜の夜便で帰るという、実質3日間の短期滞在である。 俺はその時を指折り数えて楽しみに待ってい…

フジャイラ海釣り体験記

1か月ほど前、ドバイで日本人の知人・友人たちと飲んでいた。そのなかで釣り好きの方がいて、海釣りの魅力を語っていた。そこでぜひ皆で行ってみようと盛り上がった。こういう場合は往々にして翌朝にはきれいさっぱりと忘れてしまうのだが、時には名幹事が現…

無心で体を動かす

先の週末はアゼルバイジャン旅行で歩き回り、そのあとの平日は日中は仕事でヒリヒリするような時間を過し、夜はほぼ毎晩会食でぐったりとして迎えた週末。何も考えずにひたすら体を動かすことにした。 土曜日の朝はラジオ体操第一、第二、第三、そしてアクテ…

アゼルバイジャン共和国旅行記・後編

土曜日。 この日が視察のメインである。効率よく回るため、地元ガイドを9時から17時まで終日雇う。アゼルバイジャン人なれど、日本語でのガイドもできるという。盛りだくさんにもバクー内外を7か所廻った。以下、怒涛の行程を順番に。 1.Mud Volcanoes(泥…

アゼルバイジャン共和国旅行記・前編

アゼルバイジャン共和国の首都、バクーに行ってきた。金曜日にお休みをいただき、金土日の2泊3日での久しぶりの週末弾丸バックパッカー(WBP)の旅である。今回は会社同僚の日本人社員3人と一緒の合計4人の団体旅行であり、且つ我々の仕事に関係の深い分野の…

アブダビ日本人学校生徒さん来訪

アブダビ日本人学校の生徒さんの当社来訪がようやく実現した。アブダビ自転車部の友人でもある同校のY先生(残念ながら3月に帰任)やN先生は、以前から社会科見学の一環として子供たちの工場見学を切望されていた。コロナ禍のなか、身動きが取れずに見送って…

SOUL BEACH 生きもの図鑑

アラビア海に直接面してイランの対岸に位置する SOUL BEACH。そのせいか、湾岸警備隊(Coastal Guards)の監視船も時々沖合に出没する。文字通り魂の海岸として、荒々しくダイナミックである。 俺は朝の砂浜散歩やランニングを通じて、ほとんどだれもいない…

続・秋の気配

どんどん秋めいてきて、いろいろなことが活発化してきた。早朝、砂浜を走ろうと海岸に入ると、いつも挨拶を交わす受付のフィリピンの女の子が興奮して叫んでいる、イルカが来ていると。海に目を凝らすと確かにイルカが泳いでいる。しかも3頭。 海水温が下が…

英国女王陛下追悼

英国女王、エリザベス2世がお亡くなりになった。俺はイギリスには浅からぬ縁がある。生まれて初めてパスポートを作って海外に行ったのが29歳の時。イギリスへの傷心旅行であった。そこで過ごした10日間は俺の目を海外に開かせてくれ、スコットランドの自然と…

NIRI in ムービー

仕事で四半期に一度の大会議があり、コロナ禍後初めて日本から要人の出張者もあり、バタバタした今週であった。それも何とか無事に終わり、リラックスしていた週末の午前中、友人でもあるNIRIのシェフ、Tさんから電話が入った。 この居住地区のデベロッパー…

秋の気配

9月に入り、アブダビにも少しづつ秋の足音が近づいていると感じる。日中の最高気温はまだ39度前後と暑いが、朝は30度前後まで下がってきて、海岸沿いは潮風もあって心地良い。 週末の海岸には人出が戻り始め、かなりの人たちが海を楽しんでいる。 目の前に広…

アブダビ自転車部へのいざない

俺のアブダビ生活の大きな部分を占めてきたアブダビ自転車部の活動が低調だ。週一のHudayriat島でのサイクル活動に参加する人は殆どいない。反省会と称する活動後の懇親会もだいたい決まった人しか来ない。。 足元では季節的な要因はある。何せ酷暑の夏であ…

コーチング修行中

すべてのきっかけは3月の日経新聞の何気ない記事だった。「ユニコーン138社への壁 起業のバトンつなぐ土壌を」という、日本における大型起業の少なさとその背景を紹介した内容だった。起業家や起業支援者がコーチングを利用するケースが増えていて、あるコー…

静かにアブダビ生活再開

日本からアブダビに戻って10日ほど経過。帰国直後はいつもブルーだが、今回は酷暑の夏真っ最中で、夏休み渦中で仕事的にもスローなこともあり、気分的には盛り上がりに欠ける。それでも徐々にアブダビ生活のルーティーンに戻りつつある。 朝は気温30度前半、…

2022ニッポンの夏・後編

2022年、この特別な年のニッポンの夏が終わった。後半戦は天気が異常気象的な暑さに戻り、新型コロナの1日当たりの新規感染者数が世界最高になるなど、波乱含みであった。そして日本全体で連日20万人を超える新規感染者が出るなか、我が家でも娘が熱を出して…

2022ニッポンの夏・前編

日本に帰ってきて、はや2週間が経過した。日本に着いたちょうどその日に、安部元首相の参議院選挙応援演説中のご不幸の報に接して愕然。安部さんは首相在任中に2度UAEを訪問され、2018年5月時のアブダビ来訪時は俺もちょっぴりながらイベント参加でお目にか…

日本到着速報

ちょっとびっくりしたので、速報出します(笑)。 着陸直前の機内から見えるニッポンの風景。緑、川、雲、青空にうっとりしつつ、 さてさて、今回は入国手続きにどれくらいかかるだろうと気が重かった。家人が車で迎えに来てくれることになっていて、いった…

いい日旅立ち

本日は7月7日、七夕である。織姫と彦星の物語である。 お互い一目惚れして結婚した二人は、楽しい生活を送るようになりました。でも、仲が良過ぎるのも困りもので、二人は仕事を忘れて、遊んでばかりいるようになったのです。すると、天の神様のもとへ、皆が…

新型コロナ対応アップデート

2022年も半分が終わりつつある。ここにきて俺は一層あちらこちらうろついたり、海外にも出て行ったりと忙しい毎日を送っている。まるで新型コロナパンデミックは忘れ去っているようだが、実はそうでもない。ここら辺りで最新のコロナ状況、そして俺の対応ス…

オーストリア共和国ウィーン旅行記

こうして出張業務をオーストリアで終えて首都ウィーン入りし、週末弾丸バックパッカー(WBP)へと変身したのでありました(笑)。 ここ何度かのWBP同様、事前に訪問地の旅行ガイド、歴史や文化関係の書籍に目を通す。今回は『地球の歩き方 ウィーンとオース…

欧州ドタバタ出張

業界関係の産業メッセが4年振りにドイツのデュッセルドルフで開催された。関係者との打ち合わせも併せて、新型コロナパンデミック前はもちろん、アブダビ赴任以来初めての欧州出張を実行した。 初日、早朝2時発のフライトでアブダビ空港を出発、7時にフラン…

公私ともに活動活発化

先週からこの国で6月中旬から9月中旬に適用される Midday Break ルール が始まった。昼の最も暑い時間帯(12時30分~15時)での直射日光の当たる野外作業を禁止するもので、違反企業、違反者には罰金が課せられる。本日の最高気温47℃であり、確かにもう外に…

アブダビ首長国外活動

6月になった。娘は日本に帰ってしまった。。日中の最高気温が40℃を超える酷暑の夏もやってきた。。。気分が沈む日もあるが、それでも俺は何とか元気を出すべく活動中、時にはアブダビ首長国を出て動き回っている。 まずお隣のドバイ首長国。平日の仕事後、日…

娘、アブダビに来る

娘がアブダビに来てくれた。昨年はいろいろな事情が重なって3か月に一回、帰国していたが、今年は年末年始に帰ってすでに半年近く経って家族が恋しくなっていた。さらに新型コロナ感染で心身ともに疲労気味であった。 そこに娘が父親の陣中見舞いでアブダビ…

完・新型コロナウイルス感染記

Day 6~8 症状もほぼ無くなり、体調は元通り、むしろより元気になった感じ。早朝のフル体操と海岸散歩も復活。夜もビール以外に、ワインやウイスキーをちびちび飲みだす。8日目に受けた在宅PCRは既述通り陰性であった。翌日のPCRが陰性であれば晴れて完全復…

アラブ首長国連邦のリーダー交代

昨日、当局から自宅に派遣されたスタッフにより受けたPCR結果が無事陰性となり、本日再度受けて陰性であれば、明日からでも娑婆に出れそう。よしよし。 さて、そうした隔離生活を送っていた最中、この国の大統領、Sheikh Khalfa bin Sayed Al Nahyan(文字通…

新型コロナウイルス感染記

楽しい旅行記の次は一転して感染記。。そう、ついにかかってしまいました、新型コロナウイルス。。自分は陽性になる気はしないと豪語してきたが。。。 Day 1 週末の朝。目覚めるといつもと違って明らかに体がだるい。超久しぶりに体温計を引っ張り出して測っ…

ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国旅行記・後編

4日目、サラエボ最終日 モスタル早朝6時36分発、サラエボ9時前着の列車で戻る。便数が少ないからか(1日朝と夕の2便しかない)、時刻はほぼ正確であった。そしてこの日の18時10分発サラエボの便でアブダビに戻ることになっていて、実質半日強のサラエボ最終…

ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国旅行記・中編

3日目、モスタル訪問 サラエボから南西へ130キロほど、クロアチアとの国境に近いモスタルを訪問した。ここはオスマン帝国占領下の16世紀に建設されたスターリ・モスト(古い橋という意味)が有名で、世界遺産となっている。この橋もボスニア紛争中の1993年に…

ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国旅行記・前編

イード休暇で初めて中欧の国に足を踏み入れた。旧ユーゴスラビアの中核国であったボスニア・ヘルツェゴビナ共和国(以下ボスニアと略す)である。きっかけは最近の俺のお気に入りLCC、Wizz Airのアブダビからの直行便の行先に上記国の首都であるサラエボがあ…