anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

三百六十五歩のマーチ

週末、近くの海岸沿いをいつも通り散歩している最中、ふと

♬しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね

というフレーズが口を衝いて出た。懐かしの水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」だ。むかしむかし、俺の田舎でもよく聴かれた大ヒット曲である。一体いつの歌かと調べると、1968(昭和43)年に生まれた曲で、ミリオンセラーになったという。

どうしても曲を聴きたくなって、こちらに来て初めて iTunesでダウンロード(というか最近は個別の曲ではなく月いくらとなっているようだけど)して聴く。水前寺清子さんの軽快な歌声とリズミカルなマーチ調メロディーが胸に響く。そしてなによりも歌詞の素晴らしさ。

 (一番)

しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね

一日一歩 三日で三歩 三歩進んで二歩下がる

人生はワンツーパンチ  汗かきベソかき歩こうよ

あなたのつけた足跡にゃ 綺麗な花が咲くでしょう

腕を振って足を上げてワンツーワンツー

休まないで歩けー

(二番)

しあわせの扉は狭い だからしゃがんで通るのね

百日百歩 千日千歩

ままになる日も ならぬ日も

人生はワンツーパンチ 明日と明日はまた明日

あなたはいつも新しい 希望の虹を抱いている

腕を振って足を上げてワンツーワンツー

休まないで歩けー

(三番)

しあわせの隣にいても わからない日もあるんだね

一年三百六十五日 一歩違いで にがしても

人生はワンツーパンツ 歩みを止めずに夢見よう

千里の道も一歩から 始まることを信じよう

腕を振って足を上げてワンツーワンツー

休まないで歩けー

それ ワンツー ワンツー ワンツー ワンツー

 

あの時代の日本が生んだ名曲だね。超前向き過ぎて、今ではちょっと恥ずかしい感じもあるけど、今の日本人、そして俺に必要なひたむきさかもね。

あれっ、ホームシック第三弾かな。まあこれから散歩するときは、この曲を大声で歌いながら歩くことにしよう。どうせ周りは分からないだろうからね(笑)。