ADIPECという聖地
今週は Abu Dhabi International Petroluem Exhibition and Conference、通称ADIPEC 週間である。毎年11月中旬にアブダビで開かれるOil&Gasi産業見本市だ。俺もこの業界長いが、今やこの種のイベントとしては米国ヒューストンで毎年5月に開かれる OTC (Offshore Technology Conference)に匹敵する規模のものと思われる。
一部には単なる業界イベント、お付き合いのニュアンスが強いインナーサークルの催し物との冷めたコメントはあるが、俺にとってはアブダビ赴任して以来楽しいイベントの一つとなっている。
なにしろ中東、欧州の業界関係者がすべて集まってくる。日本からの出張者の面々に加えて、ギリシャ、ドイツ、オーストリア、サウジアラビア、インドなどの昔の旧友(戦友)との交流、そしてブースを訪問するとそこにはいろいろな事業機会があり、新たな視点を与えてくれる刺激がある。
またこの機会にアブダビ ・日本の政府民間交流のイベントがあり、これにも参加した。宴会での交流なども多く、普段1人で孤独を囲っている俺にとっては、人と交流できる絶好の機会なのである。
各国のブース。
何と言ってもホスト役のADNOC(アブダビ国営石油会社)のブースが最大。
日本政府のブースでは今話題の火星の講義。
そんなふうに会場を周っているうちに、VIPお二人の視察に遭遇、付いて回る。もしかして弊社のブースにも立ち寄っていただけるか。
残念ながらその直前のホールでご一行は退出してしまいました。。
俺のブースはこれ。2国の要人をバックに、大和撫子、エミラーティー、ドイツ人など多様な人材が集ってくる弊社のブースも、なかなかのものだねえ。