anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

慌ただしくもアブダビ生活再始動

2021年の8月がもうすぐ過ぎ去る。世界もそうだったけど、俺にとっても何かと騒々しい月であった。

第一週目は日本にいて、田舎に帰省したり箱根に行ったりしてリラックス。第二週目はアブダビに戻り、自宅強制待機で地味に過ごす。

第三週目からアブダビ生活を本格的に再スタート。引っ越し開始で、家具を買ったり諸手続きを推進。NIRI中心にアブダビ知人友人と毎晩飲み歩いていた。ドバイへもさっそく行って、木村屋Mで大学の同窓会を開催。

第四週目はアブダビ自転車部の活動をスタート。ほぼ2か月振りにHudayriat島のサイクルトラックを走った。

f:id:anezakimanAD:20210831035118j:image

ペダル漕ぎながら、見事な夕陽を写真で撮ろうとしてハンドルを放して走っていたら、側道に乗り上げて転倒してしまった。。幸いかすり傷で済んだけど、危ない危ない。

その後の反省会で久々にメンバーとの楽しい懇談。今はアブダビはレストラン会食で、1テーブル最大10人までOKとなっている。

f:id:anezakimanAD:20210831035141j:image

パキスタン人の社員に招待されて、彼のチームとともにパキスタン料理店でのランチ懇親会にも参加。スパイスの効いたカレーを楽しんだ。

f:id:anezakimanAD:20210831104312j:image

f:id:anezakimanAD:20210831104315j:image

この週から新しい家に本格的に住み始めた。こまごまとした生活用品を揃えたり、急に映らなくなったテレビでWifiの再設定や、荷物の受け取り遅れなどに相変わらず苦労させられてはいるが、週末の朝夕の海岸散歩でリフレッシュ。

f:id:anezakimanAD:20210831035225j:image

朝の散歩中、海岸に打ち上げられていた小さなエイと遭遇してビックリ。

f:id:anezakimanAD:20210831035243j:image

仕事でも今月を通じていろいろな出来事が(苦笑)。そんなこんなで、慌ただしくもアブダビの日常生活を再始動しています。

引っ越しをしています

世界中が揺れている。アフガニスタンのタリバーン復活による大混乱、ギリシャの山火事、ハイチの地震や北米のハリケーンなど。加えてコロナのデルタ株の再襲来による世界中での感染拡大も厳しさを増す一方だ。

そんな中、俺はアブダビにおいて自宅待機を終え、仕事と日常に戻りながら、あることに奮闘している。世界の大騒乱から比べたらちっぽけな個人的なことだが、アブダビに赴任して二度目の引っ越し、3軒目の新居移動を遂行中だ。

引っ越しは面倒だ。特に海外で一人ですべてのプロセスを行うことは苦痛ですらある。それでもアブダビに駐在して丸4年経とうとしていて、すこし気分を切り替えて、新たな挑戦を行いたいという気持ちが俺を引っ越しに駆り立てた。

俺は本質的には引っ越しが嫌いではないかもしれない。振り返ってみれば、生まれてから田舎の実家で過ごした18年と、アブダビ赴任前に住んだ自宅の12年の合計30年間を除いた期間で、俺は15回の引っ越しを経験している。この間は2年に1度はうろうろしている計算になる。Rolling stone gathers no moss(転石苔むさず)ということわざがあり、良い意味にも悪い意味にも解釈できるようだが、俺にとっては苔のない人生が良い意味であることを信じたいところだ。

まずは引っ越し先の場所の選定である。俺はアブダビ中心街から40キロほど離れた郊外の Al Raha Beach 地区に赴任以来4年間住んできた。日本人がほとんどいない居住地域で(俺の認識では2組4人の日本人ご家族のみ)、気楽である。また後半の1年ほどはコロナ禍に襲われて外出もままならない環境だったが、ここは居住地内に多彩な散策路が整備されており、比較的自由に散歩を楽しめたのには結果的に救われた。

コロナ禍からの復活も期して、アブダビの郊外から都心に進出したい気持ちがうずいていた。いくつか調べていたが、結果的には Saadiyat島の新興住宅地が気に入った。ちなみに Saadiyat とはアラビア語で幸せの意味で、この島はルーブル・アブダビなどの博物館やニューヨーク大学等の教育機関が整備されている文教地区である。

f:id:anezakimanAD:20210823041229p:image

都心に近く、会社も前よりは遠くなるが45分ほどで行ける。そして俺のお気に入りの和食レストラン、NIRIがあるところでもある。

実際にこの地域のAvailableなアパートを見にいって決めたのは、日本帰国前の6月末であった。あとはアブダビに戻ってから諸手続きとの計画であった。日本がグリーンカントリーから外れて7日間の自宅待機を余儀なくされたのは計算外だったが、8月中旬から慌てて引っ越しに関連した作業を開始した。

今回のチャレンジは、アパートが家具なしのまったくのスペースだけなことである(いわゆる no furnished )。俺のこれまでのアブダビ生活は、最初の家はホテルのヴィラでありすべて込み、何もしなくても良かった。2度目の家は個人が家主だったが、生活に必要なものはすべて整っており、こちらも移り住むだけ。当局への登録やユーティリティー関係利用のための契約は必要だったが、まだ楽であった。

新たな家には見事なほどまったく何もない。

f:id:anezakimanAD:20210823041320j:image

アブダビではこれが普通で、移ってくる人が自分の趣味に応じて家を作っていく感じである。というわけで、最低限必要な家具や家電を用意する必要に迫られた。結果的にはお世話になった不動産エージェントのアドバイスに従って、家具はIKEAのAS-ISという在庫処分的な家具売り場ですべて揃えた。まとめて大量に買ったこともあって、定価の5-6割引きで買えた。

f:id:anezakimanAD:20210823041407j:image

f:id:anezakimanAD:20210823041410j:image

家電はテレビ、洗濯機、掃除機をカルフールの家電売り場で買った。

買ったは買ったで、デリバリーがなかなか予定通り来ない。本日最後のデリバリーとなる洗濯機が夜9時過ぎに来たが、設置したあとでうまく作動しないことが判明し、持ち帰って仕切り直し。。まあこの国で焦っても仕方ないねえ。

そんなバタバタな日々を至近では過ごしているが、先週末から徐々に新居に軸を移していて、朝の海岸の散策などを楽しんでいる。

f:id:anezakimanAD:20210823043903j:image
外洋に面しているので、アブダビの海岸では珍しく白波が立つ。

f:id:anezakimanAD:20210823041522j:image

まだ早朝なので、俺のお気に入りのレストランも心を込めて準備中であった。

f:id:anezakimanAD:20210823041518j:image

まだ当局関係の登録が一部残っているが、ほぼ引っ越しミッションコンプリートとなった。やれやれ。

今回の引っ越しをきっかけにして、気分を一新してアブダビ生活をアップデート、アップグレードして臨みたいところだ。

アブダビ•日本間往復の実務

アブダビに帰国してから5日が経った。UAEの中ではアブダビ首長国だけの規制だが、GPS付き時計での監視下、今は帰国後7日間の自宅待機を強制されており、あと2日の辛抱となった。この間、自宅から5メートルほど離れたごみ廃棄ルームに行くのみで、あとはずっと家にいる。何しろ破った場合の罰金がAED 5万(約150万円)である。痺れるなぁ。。

特に俺は以前マスクなし外出で検挙されかかっていて、

コロナ”事件” - anezakimanのアブダビ日記

幸い今のところ罰金の請求は来ていないが(マスクなしの方は AED 3,000 = 約9万円)、イエローカードをもらっているようで、次はちょっとでも破ったらレッドカード容赦しないぞ的な恐怖がある。

実は本日、当局からメッセージが来ていて、お前は〇日何時何分時点でGPS時計のバッテリーが切れかかっている、毎日2回ちゃんと充電せよ、さもないと法的に問題出かねないぞとの Warningである。しっかりお前を監視している的な脅しの雰囲気が満ち溢れている。。

直線距離にして100メートルのところに英系スーパーの Waitroseがあるのだが、怖くて行けません(苦笑)。

さて、実質的なコロナ禍勃発を昨年3月とすると、現時点で1年半弱経つ。この間、想定外事情もあったが、俺は日本に4回も帰っている(昨年7月、今年1月、4月、7月)。こういう奴は珍しいだろうと思われるので、アブダビ・日本間往復実務として、経験・知見を記しておく。ただしこれも現時点のことであり、先のことは全く分かりません。

・アブダビから日本への帰国

まず帰国のフライトは、俺はEtihadしか使ってないのでその前提だが、日程変更は柔軟に対応してくれるので、思い立ったが吉日、すぐに予約を入れる。ドバイベースのEmiratesだと結構混んでいるとの話だが、Etihadの場合、エコノミーもガラガラなので座席指定は必要ない。3席使って横になって寝れる。

規制としては、現時点では帰国便搭乗の72時間以内のPCR検査陰性証明だけである。日本の場合、厚労省の指定フォーマットがあり、これにこちらの検査機関に記入、サインしてもらう必要がある。最近の日経の記事によると、この指定フォーマットを用意していなかったせいで、入国できなかったケースもあるという。これも日本の縦割り行政の弊害で、外務省辺りは撤廃すべきとのことだが、厚労省がゆずらないとのこと。

いずれにせよ我々は従うしかないわけで、こうしたことに慣れている機関に行くしかない。俺が3回目以降愛用しているのがアブダビ市内にある LifeDXという検査機関。Webで日時指定の予約はできるが、実際は直接行って検査受けるのと違いはない。1日目に検査を受けて、2日目に結果をもらう際に厚労省の指定フォーマットの用紙を持っていくと対応してくれる。なお、この検査機関はエクストラマネー取られるが、8時間以内結果保証サービスがあり、急に帰る必要が出てきたときに重宝する。

成田空港に着いて以降のプロセスは、以前詳述しているので省くが、とにかく時間がかかる前提で、本などの時間潰しグッズを用意したり、ホテル内でもなるべく楽しく過ごせるようにオウングッズを持っていく。

・日本からアブダビへの戻り

こちらも72時間以内のPCR陰性証明だけ。以前うるさかったICAの許可等は現在必要ない。PCR検査機関もフォーマットも指定されていないが、英文の証明書要であり、検査費用高いけど(約3万円)俺は都内の西新橋クリニックをいつも使っている。Web経由で予約を入れて、初日に検査、翌日結果で、結果はPDFでメール送付してもらえば、それをプリントアウト、もしくはスマホ等で空港チェックインカウンターで見せれば良いので、再度検査機関に出向く必要はない。

空港はEtihadの飛ぶ21時くらいだと、お店はほとんど閉まっていたが、至近で帰ってきた際は、オリンピック特別期間中とのことで免税店が開いており、買い忘れていた社員のお土産をそこで買うことができた。

アブダビ空港に着いてからは、アブダビ流システマチックでPCR検査、GPS時計装着とも流れ作業であっという間。タッチダウンからいつも1時間以内で外に出れている。

1週間の自宅待機の監視が作動し始まるのは、家についてからWhatsApp経由で位置情報を当局に連絡して以降なので、空港から家に帰る途中であればどこでも寄れる。ここでスーパー等に立ち寄り、野菜や果物を買っていた。今回うっかりしたのが、そもそも早朝3時とか4時に着いて、Curfew中の今はどこのスーパーもやっていない。結局家について朝7時くらいまで当局に連絡せず、買い物に行ったのちに位置情報の登録した。

どこまで厳密に監視され、どこからが point of no return なのか分からない不気味さがあるので、なるべく罰金のリスクを避ける行動を取るしかない。まあ本質的には、規則を守って安全に過ごすことだけどね。

こんな面倒なことがあったんだねえと、笑って過ごせる日が来ることを願って寝ます。

 

ニッポン・2021夏

あっという間に日本での夏休みが終わった。この時期、日本に帰るということがますますややこしくなってきている。成田空港到着時の面倒で時間のかかる確認プロセス、日本到着後6日間のホテル監禁と2週間の自宅待機、コロナ感染者急増と再度の非常事態宣言による行動制限と同調圧力拡大、外食でのアルコール一切なし、連日の猛暑、そしてアブダビに帰ってからの1週間のリストバンド監視付き自宅待機などなど。それでも、2021年の夏という、とても特別な時期にニッポンにいれて良かったと感じている。以下、ざっと振り返る。

いつも通り、家族と自宅とその周辺でまったりと過ごし、鎌倉山道を歩き、田舎に帰省して父親の初盆の墓参りをした。田舎でもコロナが急増していて、いろいろと窮屈な状況だったが、親族との交流を限定的ながら実施できた。

アブダビ自転車部の帰国したメンバー、あるいは一時帰国しているメンバーとの交流も実施できた。場所は関東だったが、その一角だけまるでアブダビにいるような感覚を皆で楽しんだ。

f:id:anezakimanAD:20211112192742j:image

東京オリンピック2020には興奮した。アブダビにいたら生で観ることがなかった数々の名場面に立ち会えた。いまだに野党や一部マスコミは、オリンピック開催と感染者急増の関連を責め立てたり、中止という選択肢はないのかなどのくだらない質問をしていたが、こうした状況下でも、無観客対応含めてぎりぎりの対策を行って、全体的に安心安全にオリンピックを遂行している日本の関係者の努力、工夫に心の底から敬意を表したい。そしてそのことに感謝しながら、1年遅れ、あるいは開催について不透明な中で、努力を重ねて立派に競技を行った選手の皆さんには拍手喝采しかない。

食事は各種和食を堪能したが、やっぱりラーメン(笑)。以下、ラーメン紀行。

ホテル隔離が明けて空港から自宅に帰る途中、どうしても食べたくなって、途中のサービスエリアにちょっとだけ寄って味噌ラーメンを食す。普通の味噌だが久しぶりの日本の味が体に染み渡る。

f:id:anezakimanAD:20210808224834j:image

自宅待機が解けたあとは、近隣のラーメン屋を一通り。王将の日本ラーメン。

f:id:anezakimanAD:20210808225034j:image

魁力屋の夏季限定の台湾ラーメン。

f:id:anezakimanAD:20210808225027j:image

東名海老名SAで食べた柚子塩ラーメン。

f:id:anezakimanAD:20210808225031j:image

今回のラーメンハイライトは、日経電子版のストーリーに6月に掲載された「ラーメン経済学」で紹介していた、銀座の名店巡り。

f:id:anezakimanAD:20210701152318p:plain

このうち、3のむぎとオリーブの

f:id:anezakimanAD:20210808225116j:image

蛤そば、

f:id:anezakimanAD:20210808225113j:image

4の伊藤の

f:id:anezakimanAD:20210808225157j:image

中華そば・小、

f:id:anezakimanAD:20210808225151j:image

そして2の創龍の

f:id:anezakimanAD:20210808225226j:image

白醤油ラーメンを味わう。

f:id:anezakimanAD:20210808225230j:image

日々進化する日本の多彩多様なラーメン文化だなぁ(驚嘆)。

今回の夏休みの最大のイベントは、愛犬含む家族全員との1泊旅行。時節柄、同じ県内の箱根のペット同伴必須という温泉旅館に出かけていったが、結果的に我々家族1組のみの貸し切り状態。閑静な住宅街の緑に囲まれた、源泉掛け流し温泉宿でゆったりと過ごす。

f:id:anezakimanAD:20210808230638j:image
芦ノ湖周辺を散歩。

f:id:anezakimanAD:20210808230714j:image

 広大な富士芦ノ湖パノラマパークも誰もいなくて貸し切り状態。気持ちよさそうに走り回る我が愛犬。

f:id:anezakimanAD:20210808230806j:image

f:id:anezakimanAD:20210808230757j:image

こうして、特殊環境下の夏であったが、ある意味いつも通りに充実して過ごせた日本の夏ではありました。昨日アブダビに戻り、一人でひっそりと自宅軟禁状態。この急激な落差にちょっと戸惑い中。。

自宅待機生活トリビア

6泊7日のホテル監禁生活を経て、家族の待つ家に戻ったのが6日前。日本国政府ご指示の帰国後2週間の隔離・待機生活もあと2日となった。この期間中の俺の義務は具体的には下記3つであった。

  1. 厚労省からのメールに対する簡単な健康状況報告(1日1回)
  2. OELアプリによる待機場所の報告(1日2回)
  3. MySOSアプリによるビデオ電話通話で待機場所の確認(1日2回)

ただし俺の入国前後にこれらが統合されて、MySOSだけで健康状況報告、待機場所の確認が実施されるようになった。確かに2と3は重複していて面倒だった。実際にMySOSで電話かけてきた担当の方に聞いたところ、1日2回のうちオペレーターの方からの電話1回と、AIベースで自動でかかる電話1回が基本とのこと。この写真は実際のAI電話の画面である。

f:id:anezakimanAD:20210726163907j:image

ちなみにこれまで掛かってきた時間帯は11時台から15時台が90%、それ以外の9時台とか19時台が10%程度であった。時たま電話に出れなくて履歴に残っていたりするけど、かといってかけ直す必要はなさそうである。

というような厳格な管理の元、自宅や自宅周辺でおとなしく過ごしています。愛犬と家のリビングでゴロゴロ。

f:id:anezakimanAD:20210726164508j:image

我が家の猫の額の庭でプール遊び。

f:id:anezakimanAD:20210726164529j:image

夜はいつも家で。

f:id:anezakimanAD:20210726164515j:image

東京オリンピック開幕後は自宅でテレビ観戦漬け。

f:id:anezakimanAD:20210726164522j:image

f:id:anezakimanAD:20210726164525j:image

開幕から3日経ったけど、日本の金メダルラッシュにテレビの前で大騒ぎ。阿部兄妹の柔道同日ダブル金にも感動したけど、たった今の水谷・伊藤ペアの卓球混合ダブルスの金には拍手喝采。伊藤美誠さんの凛々しくも豊かな表情に魅了された。

f:id:anezakimanAD:20210726225919j:image

f:id:anezakimanAD:20210726225926j:image

f:id:anezakimanAD:20210726225916j:image

 自宅以外のちょっぴり外出は、早朝の近所の散歩。ほとんど人もいないので、お許しいただく。

f:id:anezakimanAD:20210726165459j:image

f:id:anezakimanAD:20210726165456j:image

そのほか、この間放送大学の修士ゼミがオンラインであり、自宅から参加。ホテル隔離中に練り上げた草稿を発表、それなりの評価を得た。

というわけで、まあまあ機嫌よく過ごさせていただいております。

続・隔離生活トリビア

やっぱり時間があって変化のない生活なので、こうしたトリビア話が続く(苦笑)。

考えてみれば丸々6日間弱、時間にして137時間ずっと6畳程度のスペースから一歩も出ないというのは、生まれたての赤ちゃんの時以来ではないか(憶えてないけど•笑)。確かに歩いていない。。

f:id:anezakimanAD:20210720071908p:image

最近は帰国時も血圧計を持参して、できるだけ毎日血圧を測定。隔離中も毎朝測定しているが、後半どんどん数値が悪化。運動不足もあるだろうけど、家に帰れる興奮もあるかもね。

f:id:anezakimanAD:20210720071921p:image

 航空貨物便のルートに当たっているからか、そうした飛行機が朝夕ばんばん通るのが窓から間近に見えて結構な迫力。

f:id:anezakimanAD:20210720071933j:image

執筆スペースはそれなりに快適で、修論の方はぼぼ予定通り進んでいる。

f:id:anezakimanAD:20210720071959j:image

規則正しい生活に欠かせないのが、NHK朝の連続テレビ小説。今放映中の『おかえりモネ』を毎朝視聴。気象予報士の卵の話のようだが、なんと『全裸監督』の黒木香役の方が凛々しく出演中。癒されるなあ。

気象と言えば、テレビの気象予報番組で連日のように日本や関東の暑い夏が強調されている。日中35度以上の猛暑日が続くとか、夜は25度以上の熱帯夜とか、熱中症にくれぐれも注意とか叫んでいるけど、アブダビ人には涼しいじゃんと思ってしまう(苦笑)。俺も早く外気に触れて、日本の猛暑の夏をエンジョイしたいなあ。

たった今、最後のコロナ唾液検査も完了、本日午後に出所できるはず。隔離生活もあと8時間。もうすぐ家族に会える。頑張ろうっと。

隔離生活トリビア

ホテル隔離5日目。あと1日で出所である。今のところ閉所恐怖症とかノイローゼにならずに(笑)日々過ごしている。気持ちと工夫次第で何とかなるもんだ。できるだけ規則正しい生活、適度な体操、リラックス気分、そしてこの間の何らかの集中取り組みテーマ(俺の場合、修論の執筆)が機能していると思われる。

これまで2度のホテル隔離(4月の東横イン・成田空港での3日間、今回のマロウドインターナショナル成田での6日間)を体験してきた。3回目があるかどうかわからないが(やりたくないけど)、感じたことや有益な工夫・準備など備忘録的に記しておく。

やはり食事が一番の楽しみ。今回のマロウドは3食とも美味しくメニューも多様。パンやパスタなども出てくる。毎回メニューと成分表が付いてくる。

f:id:anezakimanAD:20210719131948j:image

f:id:anezakimanAD:20210720065108j:image

f:id:anezakimanAD:20210719131952j:image

ちなみに下記のような箸かナイフ・フォークのセットが毎食付いてくる。

f:id:anezakimanAD:20210719131955j:image

箸と楊枝とお手拭きがセットになってパックされており、これってアブダビに戻ったら来客用に便利だと思い、途中からずっと取っておいている(せこい•笑)。そういう意味ではマイ箸を持ってくれば良かったと思う。また食事時のちょっとした味の変化のために、好きなふりかけ、調味料、インスタント味噌汁持参も望ましい。

お酒は飲むなとなっている。ここは自己責任だが、普段毎晩飲んでいる人が6日間も飲まないと精神破綻のリスクあり(笑)、俺は飲みかけの焼酎紙パックを荷物に入れてきた。最悪見つかって取られてもダメージ少ないし、部屋に備えつけてある湯沸かしポットで簡単にお湯割りができる。氷もフロントに電話して頼めるかもしれないが、いちいち後ろめたい気持ちでお願いするのも面倒だ。

そして前回も記したがお風呂での温泉。幸い前回帰国して持ち帰ったバスクリンの温泉の素が大量にあり、今回ほぼ毎晩入れるように5セット持ち込む。日によって気分と温泉の効能を考え、最初の頃は「こころやわらぐ」とか「素肌なめらか」、今晩の最終回は道後温泉の「すっきり晴れやか」(笑)。

f:id:anezakimanAD:20210719140340j:image

日本のテレビも楽しい。NHKニュースは見るが、民放のワイドショー的な番組は避け(重箱の隅をつつくような内容と全員評論家的コメントに嫌悪感)、主に料理や旅番組を見ている。サラメシ、孤独のグルメ、うまい、昼めしたび、出口さんの電動バイクで廻る番組などが、無邪気に見れて楽しい。

なお、部屋に無料のWIFI完備とあるが、日中の時間帯は混んでいてTeamsでの会議やYouTubeに支障が出ることが多い。重要な会議等を見込んでいるなら、WIFI持参が必要かもね。

本当にトリビアだらけ(苦笑)。参考になるような次の機会が来ないことを願うね。