anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

ADNOCアブダビマラソン、快走

今年で第4回目を迎えたADNOCアブダビマラソン。俺は過去3回とも10キロの部に出ていて、下記記録を残している(2020年はコロナ禍で中止)。

  1. 2018年 57分45秒
  2. 2019年 1時間5分16秒
  3. 2021年 56分18秒

これまでの定期的な海岸ランやサイクリングで、足腰が一層強化されているはずなので、今回は数字にこだわり、自己新を出そうと張り切っていた。

ただし体調は必ずしも万全ではない。本番1週間前は直前の連続4日間含めて6日間毎晩酒浸り。。前夜も10時近くまで飲んでいた。仕事の疲れもたまっていた。それでも今回は力の限りを尽くして走り切ろうと決心していた。

迎えた本日、まだ真っ暗な早朝5時50分に家を出て、ADNOC本社ビル近くのスタートポイントに向かう。

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今回はレース中の俺が写っている写真を購入(10数枚でAED 49.99)したので、これを使って再現してみたい。

スタート開始直後。まだ薄暗い。

前半、快調なペースで足にもまだ余裕あり。

WTC周辺で折り返し、足が徐々に重くなる。7キロ地点前後では息も絶え絶えになりつつあったが、とにかく同じペースで足を前に出し続ける。

最後はフラフラになりながらも歯を食いしばらいながら、

ヨタヨタともつれながらもなんとかゴールイン。

こうして10キロの自分との戦いを終えた結果は

53分54秒。

自己新記録達成である。昨年から2分24秒の短縮である。順位的にも昨年の10キロ男子全体で606位(1,916人中)から494位(2,269人中)、年齢51-60歳の中では昨年の43位(154人中)から29位(195人中)と大躍進となった。

会心のレース振りでVサイン。

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ただし足ががくがくとなった。なんとか家にたどりついて、カレーとアサリとエノキのお味噌汁を作って、遅い朝飯をお腹いっぱい食べた。

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よく頑張りました。本当にお疲れ様でした。

師走、俺も走り回る

12月、師走の月もすでに半分近く経過した。今年はその前の2年間と大きく違い、普段暇な坊さんすらも忙しくて走り回る本来の12月に戻った感じ。俺も動き回っている。

1-5日はシチリア島を周遊した。歩数計を見ると5日間は1日平均2万歩動いている。サイクリングの方も、Yasサーキットコース2回のほか、Yas島一周公道コース約35キロを久しぶりに制覇。Yas島はどんどん開発されているが、最新のコンテンツは来年にオープンするらしいこれ。楽しみだなあ。

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宴会もほぼ連夜。Yasで走ったあと、アブダビ自転車部の仲間と野外韓国焼き肉屋。

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日本への帰任によるお別れの会も。こちらはアブダビ自転車部の創設メンバーSさんの壮行会。

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こちらは異業種交流会で主に交流させていただいたFさんの壮行会。

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お二人ともアブダビ在住が長く、この地を古くからご存じの大先輩である。お疲れさまでした。

さて、走ると言えば文字通りなのが今週土曜日に迫った ADNOC Abu Dhabi マラソン。コロナ禍で中止した回以外の過去3回すべて10キロの部に参加してきた。今回も参加予定で、ほぼ毎朝、俺には肌寒い20度ちょっとの気温のなかで早朝海岸ランで特訓中である。

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今年も残りあと19日。最後までしっかりと走り回りますか。

イタリア共和国シチリア旅行記

毎年12月初めに来るUAEの最長連休シーズン。年によって違うが、今年は12月1日から4日までの4連休であった。さらに1日年休を加えて5連休とし、久しぶりに欧州の旅に出かけた。イタリアのシチリア島である。

俺のお気に入りのLCC、WIZZ AIRがアブダビからシチリア島東岸の都市、カターニアまで片道5-6時間の直行便を週2便飛ばしている。料金は往復で約AED 1,000、4万円ほどであった。今回は同好の士を募ったところ、Sさんが参加してくれたのでオジサンの二人旅となった。

シチリア島と言えば、ワイン、オレンジなどの柑橘類、マフィアの地くらいしかイメージはなく、いつも通り『地球の歩き方・南イタリアとシチリア』を参照しつつ、下記2冊の書籍で歴史や文化の知識を仕入れる。

最初の本にいわく。

シチリア は地中海を通路として、西と東、ヨーロッパとアフリカにつながっている。その 開放的な地理的環境ゆえに、古代から今日にいたる まで、あまたのよそ者が絶えることなくシチリアに侵入し た。

歴史的に多様な人種や文化が混在する、「 カオス」とさえ形容されるシチリアは、知的好奇心を搔き立てる特別な場所、トポスである。それこそがシチリアの魅力に他ならない。

あまたのよそ者とはなんと13の民族、地域、国家であり、この国の支配者の交代でまとめると次のようになるという。

1. ギリシャ人植民市→2. カルタゴの支配→3. ローマの属州→4. ゲルマン人の支配→5. ビザンツ領→6. イスラームの支配→7. ノルマン・シチリア王国→8. ホーエンシュタウフェン家(ドイツ)→9. アンジュ―家(フランス)→10. アラゴン家(スペイン)→11.スペイン領→12. イタリア王国→13. 連合国占領を経てイタリア共和国

誇り高きシチリア人にとっては、本国のイタリアさえもよそ者という感覚があるという。そんな知的好奇心が湧いてくるシチリア島(正式にはシチリア特別州)のメインの3都市(パレルモ、アグリジェント、シラク―サ)を、4泊5日の弾丸ツアーで廻ったのである。

12月1日(木)

連休前の仕事集中に加えて、前日までほぼ毎晩の宴会で疲労気味なるも、出発便が夜21時15分アブダビ空港発だったので、その前に体操、海岸ラン、Yas島サイクリングでしっかりと整え。ほぼ予定通り出発して夜中1時前にカターニア空港に到着。ここでサッカーワールドカップの日本の対スペイン逆転勝利を知って大喜び。この日は空港近くのホテルに泊まる。

12月2日(金)

朝からさっそく行動開始。空港に戻ってプルマンと呼ばれる高速バスに乗り込む。カターニアは火山で有名なエトナ山のふもとに位置しており、空港からもくっきりと見える。

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2時間半ほどでシチリア州都であり最大都市のパレルモに着く。ホテルにチェックイン後、近くの簡易市場をぶらつき、さっそく屋台風シーフード店に腰を落ち着ける。

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スペイン戦の勝利を祝い、幸先の良い旅のスタートに白ワインと牡蠣やイカ焼きなどで乾杯。

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ランチ後、ホテルで紹介してもらったシチリア人女性ガイドさんとともに市内ウォーキングツアー。豪華絢爛なキリスト風、イスラーム風、その混合、そしてバロック風文化財に目を見張る。

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ツアー後、レストランが開く19時までカフェで赤ワイン。夕食はもちろんシーフードレストランで、ムール貝のスープ、シーフードパスタなど。2人で赤ワイン1本空けて、さらにバーに寄ってレモンチェロのカクテル。千鳥足状態で何とかホテルにたどりつく。。

12月3日(土)

朝、海岸近くを散歩したのち、前日と同じようにバスターミナルから高速バスに乗り込み、アグリジェントという南側の世界遺産都市に向かう。昼前に到着し、さっそくランチ。ここでもシーフードパスタ(さすがにワイン抜き。。)、とても美味。

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旧市街の入り組んだ街路にあるB&Bにチェックイン。

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昨日のパレルモのガイド女史から紹介してもらった別のガイド女史と合流して、さっそく古代ギリシャ遺跡巡りのツアー。2500年前にタイムスリップしたような数々の神殿が、緑豊かな高台に鎮座している。

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宿に戻り、旧市街を地元ビールでのどを潤わせつつぶらついた後、

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お楽しみのディナー。ここでもシーフード三昧。この3品が絶品で白ワインが進む。

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デザートのティラミスとレモンアイスも手作り感たっぷりで美味。

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こうして2都市目も順調に満了。

12月4日(日)

朝、B&Bの見晴らしの良いテラス席で地元のパン中心の朝食。

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3日目も同様、駅前のバス停からバスに乗り込み、カターニアを経由して最後の宿泊地、シラク―サに着く。ここはギリシャ時代にはギリシャの都市国家含めても最大級に栄えた都市だったという。

その時代の中心地であったオルティージャ島の手前にあるホテルに入り、島の野外レストランでまずはランチ。ワンパターンながら、ここでもシーフートパスタの魅力に抗しきれない(苦笑)。

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3都市目もパレルモのガイド女史からの紹介で、地元ガイド女史によるウォーキングツアー。残念ながらギリシャ劇場や考古学博物館は午後休館だったので、島中心に観光。島の入口にはこの地で生まれ、数々の科学技術でこの地に貢献したアルキメデスさんの銅像が迎えてくれる。

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ここでも豪華絢爛の遺跡や史跡の数々にもはや圧倒されるのみ。

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最後の晩もシーフード中心。帰途、中華料理屋を見つけて、思わずしめの一杯でラーメンを頼んでしまう(苦笑)。まあまあ食べれました。

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12月5日(月)

最終日。朝、再び島に戻って市場や海岸沿いを散歩。

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朝、バスでカターニア空港に戻り、無事12時10分発の帰国便に乗る。雄大なエトナ山が見送ってくれる。

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夜20時過ぎにアブダビ空港に到着。ちょうどこの時も日本とクロアチアの試合で、あわよくば到着時にまた吉報と願ったが、今回は延長戦後のPKで惜しくも敗退。こちらは願った通りに行かなかったけど、今回のシチリアの旅自体は120パーセント満足の充実した旅でありました。

最後にシチリアの魅力を俺なりにまとめると。

1.多様な都市群。都市ごとに入ってきた”よそもの”とその時代や影響度合いが違っており、ギリシャ(ビザンツ)、ローマ(キリスト教)から、イスラーム、ノルマンやバロックなど多様かつ混在した文化芸術品が満載。

2.主要都市間に張り巡らされた高速バスがとても便利で快適、且つ安価(10-15ユーロ程度)。移動中の車窓の景色がまた自然いっぱいで素晴らしい。

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3.個性豊かなガイド女史。今回、3都市すべてで地元の(たまたまであるが)女史ガイドさんに案内してもらった(3時間前後で150ユーロ)。この3人がとても熱心で個性的。パレルモのBarbaraさんは独身で3人の子持ち。

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シチリアの歴史や建造物の説明の際には、いつも私たち(We)と言ってシチリアとの一体感を強調する根っからのシチリア精神の持ち主。

アグリジェントのIreneさんは、9か月前に一人息子さんを事故で亡くされて大ショックながら、今はたくましくガイドに復帰。分かったか、分かったかと繰り返し説明してくれる。

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シラク―サのElisaさんはプロフェッショナル意識満々の熱心ガイド。

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3人からは観光以外にも日常的ないろいろな話が聞けた。

4.言うまでもなく、食事の美味しさ、ワインの奥深さ。どこに行っても外れなし。

5.7-8月の観光ハイシーズンはどこに行っても混雑らしいが、今回はどこもガラガラ。日中の気温も15-18℃で、アブダビ人としては少し肌寒いが、天気にも恵まれて爽やか快適。オジサン旅はローシーズンが狙い目だろうね。

というわけで、シチリアに恋した気分だねえ。また来なくっちゃ。

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続・整える週末

先の週末も整えることに注力した。金曜日の夜、ドバイで会食があったので久しぶりにシャルジャに泊まることにした。ここの Al Majaz地区の海沿いの散策路がとても気持ちが良い。さっそく土曜の朝、散歩する。

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朝食はホテルのブッフェ、そしてシャルジャでのランチと言えばもちろんここ。

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餃子、鳥から揚げ、そして鶏白湯スープのラーメン。堪りませんな。

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そのあと、ドバイに住むアブダビ自転車部OGのMさんファミリー宅を訪問。10か月のSちゃんの笑顔にも迎えられ、久しぶりの交流を楽しむ。

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日曜日は体操、海岸ラン、ヨガ、サイクリングのフル運動コースでリラックス。ヨガは今回から野外で実施。一層爽快な気分に浸る。

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そうして体を整えつつ、この日のメインイベントはTeamsでの家族交流がてら、ワールドカップの日本対コスタリカの試合観戦。パソコン、スマホを駆使してもらって、こんなふうに皆で応援。

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ここで勝って心も整えようと思っていたらまさかの敗退。。

まあ何事もアップダウンの連続。次の天王山のスペイン戦、頑張って欲しいなあ。俺は試合の時間は空中で直接応援できないけどね。

歓喜のドイツ戦勝利

普段はサッカーに特に関心があるわけではないが、ワールドカップの時期になるとやはりわが祖国、ニッポンの声援に熱心になる。

2018年の時もそうだった。

ワールドカップ観戦中 - anezakimanのアブダビ日記

真夏の夜の夢 - anezakimanのアブダビ日記

そして今年、開催場所がお隣のカタール。行かない手はないということで、チケットは初期の頃、予選リーグ日本戦の全3試合を確保した。しかしながらその時は一度に全部購入しないとダメということで一旦リリース。様子を見ていたが、そのうちホテルが取れないかもしれないとか、飛行機代がどんどん上がるということで、4年前と同じようにアブダビで応援することになった。

そして迎えた初戦のドイツ戦。この種の段取りに優れている飲み屋S店主殿にいろいろとアレンジしてもらい。当社日本人社員、お取引先社員、総勢10数名でパブの大画面前に陣取り、ビールやワインを飲みながらの応援となった。

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結果はご存じの通り、優勝候補のドイツに対してまさかの逆転勝利。点を入れるたびに大騒ぎ。逆転ゴール、そして試合終了のホイッスルがなると歓喜がピークに。同僚たちと抱き合い、そしてお店にいた関係ない人まで一緒になって喜びを分かち合う。

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この辺りがワールドカップの一体感だねえ。この後、友人から誘われて別のチームの祝勝会にも参加。

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この喜びを会社同僚にも共有したいということで、翌日全社員(ほとんどインド人だけどね。。)にお祝いのチョコレートを配らせていただいた。

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いやー幸先の良いスタートが切れました。ニッポン万歳!ニッポン頑張れ!

ちなみに人づてに聞いた話だと、ドイツ大使館が日本人含む大勢の人たち、大使館関係者やビジネスパーソンを100人以上招待して、レストランを借り切ってこの試合の大観戦会をやったそうだ。

PKでの一点目の得点で大騒ぎしたのち、後半どんどん形勢が悪くなって静かになって、最後はお通夜みたいになったとか。まさか負けるとは夢にも思ってなかったんだろうね。一方招待された日本人は勝っても大騒ぎできなかったとか。ちょっと笑っちゃいますね。

フォーミュラ・ワン・アブダビグランプリ観戦記

アブダビ東郊外に位置する娯楽島、ヤス島。その一角に広がるマリーナサーキット。

毎年フォーミュラ・ワン・グランプリの最終戦が行われる自動車レース最高峰の舞台である。同時にアブダビ自転車部発祥の地であり、今でも俺のサイクリングの大きな活動拠点である。これまで通算して1周5.5キロのコースを100周以上は走っていると思われる。少なくとも日本人の中ではこのコースを一番精通しているだろう。

そんな俺でも、本チャンのF1レースは観戦したことがなかった。何しろ入場料が高いし、俺自身F1に強い関心はなかった。それでもこの世界的に有名な自動車レースを一度は見てみたいと思っていた。そうしたら今年、有難いことに関係するアブダビ企業に招待いただいた。前日に届いたこのバッチを握りしめて、何の知識もないまま、とにかく好奇心だけで勝手知ったるヤス島のサーキット会場に向かった。

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メインゲートで巡回バスに乗り換え、協賛企業の交流会場であるらしい Paddock Clubに向かう。平日の午後であり、それほど混雑はない。まずは屋上階のオープンスペースに向かう。シャンパンボトルが目に付く開放的な雰囲気で、皆さんリラックスして飲み物などを飲みながら歓談している。

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ここで俺もビール1杯飲み、軽く軽食をつまみ、スタンドに出てさっそくレース観戦。この日は2日目の予選であり、車が1台1台走って時間を計測している模様。観客も少ない。

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その後、招待企業の指定スペースに向かい、素敵なお姉さんたちに迎えられる。

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さっそくシャンパンを頼み、遅いランチをいただく。

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シャンパイの杯を重ねつつ、ここから直接観客席に出れる構造になっており、外に出て観戦。

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キーンキーンと車が走り抜けるたびに高音が耳をつんざく。レース内容も、参加者についても何の知識もないが、シャンパン飲みながらF1を見ているという高揚感に包まれる。

すぐ下でタイヤ交換中。

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しばらくすると、各カーが一斉に整備スペースに戻って整備し、再スタート。

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結局2時間ほどいて、会場を後にする頃には入口は大混雑となっていた。

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この企業スポンサー場所以外にも、いろんな場所で観戦したり、パーティーしたり。

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青空に広がる航空ショー。お祭り気分満載。まさに大人の社交場。

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本当のF1ファンには申し訳ありませんが、ゴージャスで開放的な雰囲気を、ただただ楽しんだことでありました。

整える週末

季節が良くなってきたこともあって、この半月ほどは連日連夜野外で誰かしらと飲んでいる。。

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この間、海釣りに行ったり、ADIPECがあったり、妻が来たりとイベントごとも重なった。体も心もやや疲れ気味ということもあり、この週末は ”整える” 期間として心身の整備に努めた。日本で整えると言えば、サウナに行くことのようだが、残念ながらこの国でサウナは望むべくもない。そこでまずは出来る限り体を動かす。

土曜日。前日久しぶりに2次会まで行く飲み会を飲み屋S店主とやってしまったため、二日酔い状態。。だるさを引きずりながらも、Sさんヨガ教室に朝イチで参加する。規則的な呼吸と全身のストレッチが、体に命を吹き込んでくれるようで心地よい。

元気回復したので、その後コーニッシュの端から端まで歩く。約7キロ、1時間15分。久しぶりに Panda Bao Bao に寄って、重慶小麺とチキンシュウマイの黄金コンビのランチを堪能。その後帰宅して掃除洗濯などの家事、昼寝。夜は酒無しでご飯とお手軽鍋。

日曜日。体操、海岸ラン、その後連日Sさんヨガ教室。さらにHudayriat島に向かい、自転車ラン。1周10キロのコースを軽快に走り、買い物をして帰宅。この日の晩飯も酒無しでうどんで済ます。

こうして目いっぱい体を動かしつつ、心の "`整え" は待ちに待った『ザ・クラウン シーズン5』。

Netflix『ザ・クラウン 』シーズン5 スキャンダルと問題だらけの王室…、さまざまな想いが交差する | DraMagazine

土日合わせて10時間かけて全10話を観る。チャールズ皇太子、ダイアナ皇太子妃の破局への道を中心に、いくつかの歴史的エピソードを絡ませながらの展開で、これまで通り興味深く鑑賞した。今回から配役が一変した。引き続き配役の妙に感心させられる。ダイアナ妃、前回とはやや趣は違うが、相変わらず魅力的だなあ(笑)。

ドラマ『ザ・クラウン』、ダイアナ妃に扮したエリザベス・デビッキの最新写真を公開|ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)公式

ということで、心身ともに整えられた週末であった。明日からまだ頑張りますか。