年末怒涛の1週間

2017年も終ろうとしている。例年の風景と今年は大きく違っている。もちろんだ、俺はアブダビで生活している。怒涛疾風の1週間を振り返る。

土曜日はアブダビで行われていたサッカーの世界選手権を見に行った。サッカーには特に関心あるわけではないが、世界一のクラブチームを決める大会ということで、同僚が事前にチケットを確保してくれていたこともあり、3位決定戦と決勝の２試合を観るため、アブダビ市内の立派なサッカー専用スタジアムに出掛けた。

日本代表の浦和レッズを見れるかもしれないと期待していたが、地元UAEチームに初戦で敗退したため見れず。3位決定戦には地元のチームが出るも、ガラガラで盛り上がりに欠ける試合だったが、決勝戦はさすがに観客席はほぼ埋まり、応援団も活気に溢れ、何より見ていてチームの力の凄さが俺でも分かるくらい、強かった。

日曜日。家を出かける際に隣のトルコ人から声をかけられ、良かったら今晩家に来ないかと招待された。もともとあった出張者との会食を早めに切り上げて、隣家を訪れるとバーベキューの準備がされて俺を待ってくれていた。これには感激したね。ラム肉のバーベキューやトルコ家庭料理を振舞っていただき、娘さん含むご家族3人との会話を楽しんだ。いやー、ホームシック気味の当方にとっては涙が出るくらい嬉しかったね。

月曜日は旧知の取引先の方との会食。豪勢な和牛の熟成肉、日本円にして約16千円のステーキをいただきました。

火曜日は出張者との会食をイタ飯屋で。そして今週のクライマックスは水曜日。我が家で総勢23名が参加しての大忘年会を挙行した。弊社、弊社の親会社2社の地元会社、そして日本から出張中のメンバー。

前回の大懇親会のように庭で肉と魚中心のバーベキュー、日本料理店からの仕出しがメイン料理。そして各チームの今年度の5大ニュース（オモテとウラ）、若手の出し物などで大いに盛り上がった。肖像権に抵触するかもしれないけど、あまりにも良い写真なのでお許しを。

木曜日は仕事一色。午後から重要社内会議、そして月例のエミラーティー取締役の現地視察。ピリピリしつつ準備するも、いろいろと指摘を受けてドタバタ。そのフォローもあり、オフィスを出たのが夜8時。そのあとモールに寄って週末の買い物をして家にたどり着いたのが10時近く。疲労困憊気味だったが、それでも美味しいものを食いたいとの思いが強く、出張者が持ってきてくれたおでん練り物パックを取り出し、大根、コンニャク、玉子を入れて作った。これが美味しかったー。保冷バッグにまで入れて持ってきてくれたH君、ありがとう！

というわけで、少なくとも飲み会だけは日本と同じような年末風景ではあった。日本だと来週はクリスマス、仕事納め、年末年始休暇突入といった感じだけど、こちらではあともう少し汗をかかねば。まあいっぱいエネルギーをもらった1週間ではあったね。