anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

家族来たる!

年末年始休暇を利用して、横浜で暮らす家族がアブダビに来てくれることが決まったのが2ヶ月ほど前。その日を指より数えて待っていたが、ついにその日がやって来た。今朝未明の1時25分、家族を乗せたエティハド航空EY871機が予定より50分遅れでアブダビ国際空港にタッチダウン。それから50分後、元気な姿で子供たち2人と会うことができた。家内は2日遅れでやってくる予定だ。

実は直前になって来訪への影響懸念事項が出現していた。一つはここ数日のUAE全体での激しい霧による飛行機の遅れやキャンセル。来訪予定日の2日前から、Flightradar24という優れもののソフトでアブダビ、日本間のフライトの実績を追跡したり、当日の当該機のライブ情報をチェックしていたが、こちらは思ったほど影響はなく、今回の飛行機の遅れも霧以外のことだったようだ。

もう一つがパスポートの残存期間。子供のパスポートの有効期限が6ヶ月を切っていたことが成田でのチェックイン時に判明した。今どきはネットで航空会社のWEBサイトでチケットを買うし、その際少なくともエティハドではパスポート情報の入力は不要なので、自分たちで注意しておかないとこうしたことが起こりうる。

もしかするとアブダビで入国拒否されるリスクがありうりますよとカウンターで言われつつ、出国はして機内に入ったとの一報を受けたのが12時間前。こちらではどうしようもなく、社内の総務関係者に確認すると、確かに規則ではアブダビ6ヶ月、ドバイ3ヶ月だと言う。

入国拒否時の最悪の対策シナリオは、アブダビから一旦マスカット辺りに出国して、ドバイで入国すればOKだと言うが、さすがに子供たちだけでそんな芸当ができるはずもない。ただしこのホリディシーズンで日本からの来訪者に対して、少なくとも3ヶ月以上は十分残っている子供を入国拒否することはなかろうとの話であった。結果的にはちょっと別室に呼ばれたらしいけど、何事もなく入国できてホッと息をついた。日本人を代表して、アブダビ航空関係者の寛容さに厚く御礼申し上げます。

そんな直前のドタバタはありながら、元気にアブダビの我が家に来てくれた子供たちは、着いたばかりの疲れも見せずに、興味深く家の中を探索して、お腹減ったとインスタントラーメンをすすっていましたね。元気でよろしい。

本日からアブダビ周辺やドバイ界隈をいろいろ連れ回して、年末年始の珠玉の時間を家族と大切に過ごしたい。