第二期ホームシックか
アブダビに赴任してからもうすぐ半年になる。あっという間だったとも言えるし、まだ半年しか経ってないのかという感じもある。仕事がどんどん忙しくなって来て、いろいろなことが溜まってきている。
プライベートはちょっと停滞(マンネリ)気味。散歩やカヤックは続けているものの、だんだん暑くなって来たため(現在日中36度まで上昇中)、この先どこまでやれるか。料理はやはり一人で作って一人で食べるのは限界があるね。仕事関係以外のいろいろな人を誘って家でホームパーティー的なことをするようにしている。
最近この国では Skype が禁止されたらしく、ビデオ電話が使えなくなった。家族とは Skype電話とWhatsApp での動画、ボイスメッセージを使って、お互いの交流は結構盛んにやっているが、一方でホームシックが募る。赴任して2ヶ月たった頃にホームシックが激しかったが、今またそんな感じ。第二期ホームシックだね。
ところで、単身赴任という形態がいかに異常か、家族を一番大切にするイスラームの国で改めて感じされられる。家族で一緒にいることを犠牲にして何を優先すべきことがあるのかと。もちろん、社会的・文化的・歴史的な背景があって、こういう形態が日本で根付いて来たのも事実だが、それは東アジア(特に日本と韓国)中心とした特異な慣習なのである。
そういう意味では、単身赴任に決して慣れてはいけないと思う。人間らしくない一部地域の特異な形態なのである。いつまでもグスングスンとホームシックであることが人間らしいのである。といったエクスキューズをしながら、今晩も一人で焼酎ロックを飲みながらウトウトしている俺ではある。