イード・ホリデイ
弊社にとっては金土のみお休みと、通常の週末と変わらないイード・ホリディだったけど、少しでも楽しむべく木曜日の夜から土曜日の夜まで、ドバイに出かけた。
木曜日の夜は、知人の金融関係者と飲んだ。日本の信託銀行を辞めて外資系金融機関に転職、3年前にドバイに来たという彼とは、同じ外資系企業に働くものとして、いろいろと共感する話があった。日本食レストランでビール、焼酎をそこそこ飲み、その夜はバードバイにあるホテルに入って機嫌良くベッドに入った。
翌日の午前中は残った仕事があり、ホテルの部屋で片付ける。午後は、ドバイの最新キワモノ構造物の「ドバイ・フレーム」視察に出かけた。黄金の巨大額縁が陽に当たって光っている様はなかなか。
祝日の昼過ぎだったがそれほど混んでなく、5分ほど並んで50ディルハム(約1,500円)払って、まずは公園の中に入る。それからエレベーターでフレーム天辺に上る。左側に旧市街が、右側に高層ビルが立ち並ぶダウンタウンが現れる。
フレームならではのこんな仕掛けも。
その後、屋内スキー場のあるモール・オブ・エミレーツ、中国の巨大モール群のドラゴン・マートに行って、フードコートで昼飯を食べる。
夕方になって、今晩は一人飯だったので場所を思案した結果、アイリッシュ・ヴィレッジという大きなパブでビールとつまみの夕食にすることにした。アイリッシュ生ビールが美味しい。
一人で寂しそうにしているからか、猫が寄ってきてくれる(食べ物欲しいだけか)。
そのあと、同じパブの奥の仮設テントでサッカーワールドカップ試合のパブリックビューイングがあって、エジプト対ウルグアイ、イラン対モロッコの試合をビール飲みながら観る。
本日はこれで終了。翌日は今回のメインイベントの釣りである。2度お世話になった釣りの師匠に今回も指南いただき、さらにこちらも前にお世話になった友人の料理の師匠が加わって、堂々の2大師匠そろい踏みとなった。川上の釣り(生産)と川下の調理(加工)のエキスパートが揃ってサプライチェーンの完成だねなどと冗談を言いながら、朝6時に集合して2時間ほど釣り糸を垂れる。今回は全員釣れて、合計8匹の大量生産であった。俺も3匹という大満足の釣果となった。
この生産結果をどうするか協議したが、料理の師匠曰く、あまり美味しくない魚(小さな念仏鯛)であること、水質に疑念ありということで、すべてリリースした。その後カルフールで買い物をして、それを料理の師匠宅で調理して食べることにした。残念ながらサプライチェーンは分断されてしまった。。
それでもいつもながらの手際の良さで、アクアパッツァ(俺初めて。超うま)、エビのアヒージョ、サラダを作っていただいた。
宴会は11時から始まった。この料理の師匠と飲むといつも泥酔するので、明日仕事でもあり、今回はかなり自重、それでも夕方5時くらいまで飲んで、あーでもない、こーでもない議論をしつつ、美味しく楽しい時間を過ごした。
こうして仕事とまったく関係ない仲間と、充実したホリディをエンジョイしたことであった。