anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

クッキング・デー

今週も仕事が終わってぐったり。木曜日の夕方、そのまま家に帰る気にならず、同僚3人を誘って Yas Island のスポーツバーで新橋赤提灯的に会社帰りの一杯。随分雰囲気は違うけど、ハナモク的な開放感を味わう。

週末の始まりはいつもの通り、近くの海岸沿いを散歩。そして本日は家でリラックスしつつ、料理に拘ってみることにした。レシピはいつも愛用している Kurashiru という料理サイト。作り方の動画が入っていて、初心者にもわかりやすい。

まずは朝食。納豆、オクラがあったので、「納豆とオクラのねばねば丼」に挑戦。さっぱり感、爽快感があって、美味しくいただけた。

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その後、読書しながらうたた寝しつつ、昼1時過ぎに小腹が空いてきたので、昼食に取り掛かる。日本で買ってきた塩昆布があったことを思い出し、「ピーマンと塩昆布の和風焼きそば」を作ってみる。

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これがまた美味。 ピーマンのシャキシャキ感と塩昆布の風味がとても合う。

こうなったら夕食も気合い入れて作るか。大根が余っていたので、これをフル活用して4品作る。大根尽くしである。

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左下から反時計回りで、「イカ大根」「大根とこんにゃくのきんぴら」「シャキシャキ大根サラダ」、そして「大根の塩昆布漬物」。著名漫画家にして、賄い飯の天才である弘兼憲史氏もおっしゃっている通り、大根の使い道はとても幅が広いのである。こんなに美味しい酒の肴揃いでは日本酒が進まざるを得ないねぇ。。

これも氏の受け売りだが、料理はメニューを決める企画力、誰が何を好きかのかということを知る分析力、食材の状況によってメニューをアレンジしていく調整力、さらには予算管理とコスト追求も求められる。調理を始めれば、味のバランスや計量分析が必要であり、盛り付けには美的センスや進行プランも大切になってくる。そうして調理が終わった時には片付けもほぼ終わっているという段取り力も大事である。

こうしたことは熟練のビジネスパーソンなら、仕事でほぼ身についているわけで、まさに男子厨房に立つべしなのだという。俺としては立たざるを得ないなのだが、それでも趣味的に楽しめる。最近は調味料なども一通り揃えてきて、レシピの幅も広がってきた気がするしね。

こうして休日の夜は、一人で美味しいツマミを堪能しつつ、日本酒も進み、夜が更けていくのであった。