オマーン王国•サラーラ旅行記
オマーンの南端、イエメン国境にほど近いところにオマーン第二の都市、サラーラがある。
アラビア海の良港として古い歴史を持ち、植物の樹液から作る乳香の生産地、交易地として、世界遺産になっている。山があって緑も豊富、そしてアラビア海からの海風が吹くため、アラビア半島の夏の避暑地としても有名だ。
そんなサラーラに行ってきました。木曜日の午後、仕事の関係でシャルジャに寄り、そのままシャルジャ空港からエア・アラビアで1時間45分、木曜日の夜に着いて金土と過ごして土曜日の夜便で帰ってくる旅程。これだけ見るといつもの Weekend Bullet Backpacker(WBP)的な旅。
ただし今回2泊したホテルはなんと下記ゴージャスホテル。まあ年始だからいいか。。
サラーラの市街地から少し離れた海沿いにあり、Al Baleed 古代遺跡に隣接してある静かなリゾートホテルで、ビーチでごろごろしたり、レストランで食を楽しんだり。
ビーチはアラビア海に直接面しているので、日本のように白波が立って、寄せて引く波音が耳に心地よい。
この季節、アブダビよりちょうど気温が5℃高く(最高気温27℃、最低気温22℃)、温暖で海からの微風が心地よい。道路のあちこちにバナナとココナッツの木が茂っている。
ホテルのプライベートビーチで、本を読んだりウトウトしながら日がな一日過ごす。
出かけたのは隣にあって歩いていける世界遺産の Al Baleed Archaelogical Site と、その中にある The Museum of the Frankincense Land(乳香の土地博物館)のみ。古代遺跡は鉄器時代まで遡る古代都市跡であり、広大な土地に人の住んでいた建物跡やモスク跡が残っている。
夕方、幻想的な日の入りの風景。
ホテルライフの楽しみの一つは食事。シーフードのディナーでは伊勢海老網焼きをたらふく食す。
朝食ブッフェも豊富で、締めはココナッツジュースで気分爽快。
朝はホテル周辺の散歩。整備された砂浜。
海沿いにある遊歩道。波音を聞きながら1時間半ほど散策する。
週末のホテル生活をすっかり満喫して、真っ赤に日焼けしてやや肌寒いアブダビに戻るのであった。これからは旅のオプションとして、WBPに加えて Weekend Hotel Life (WHL) も推進していきたいものだ。