2020年4月という歴史
本日で2020年4月が終わる。以前紹介した江崎禎英さんの『社会は変えられる』にこんなフレーズがある。「時代の変革期にあっても、同時代を生きる者にとっては日常である」。明らかに今は時代の変革期であろう。俺も含めて、多くの人がそういう意識を持ちつつも、毎日なんとか生きている実感は、やはり日常である。
もちろん生活環境は激変だ。これまでうん十年生きてきた中でも、特異なひと月であった。旅行も帰国もままならぬ中で、人との交流も閉ざされ、在宅勤務も含めて家での巣ごもり生活の日々。鬱屈しそうになる日常で、朝夕の散歩、自炊での栄養ある食事が生活のリズムを作り、何とかやってこれたと思う。
このおかげで、4月の歩数1万歩超えが23日あって、これは日本にいた時も含めて月間の最高日数かと思う。アブダビも猛暑期に入り、今夕は43度まで気温が上昇したが、それでもきっちり1時間散歩した。
料理にも拘った。時々デリバリーにも頼ったが基本3食自炊で、特に夜は好きな鍋料理を追及。
キムチ鍋。
味噌仕立ての石狩鍋。
新潟の郷土料理、のっぺ汁。
そして火鍋風羊肉のしゃぶしゃぶ。
この月を、仕事を含めて何とか生き抜けてホッとしている。目の前のことに必死の日常ではあったが、振り返れば歴史的な月になるだろう。とにもかくにもご苦労さんでした。