ラマダーン明け休暇に誓う
ラマダーンが本日終わったらしい。この国の公正省(Ministry of Justice)と月観測委員会(Moon-sighting Committee)が昨夕、三日月の観測ができなかったとして本日をラマダーン終了日とし、明日からラマダーン明けの休暇と相成った。
こうした細かなロジックは当方はあまり関心ないが、ラマダーン明けの休暇、Eid Al Fitrは毎年楽しみにしてきた。一昨年は実質数日の休暇だったので、ドバイに何泊かした。昨年からは政府系企業、民間企業の休日を原則一緒にするという政府方針で、1週間近くのお休みとなり、タイに行ってきた。この時の記録
は今読み返しても当時の興奮が伝わってくる。楽しかったなあー。
今年は明日の日曜日から火曜日まで3連休となったため、この週末を入れると5連休と昨年に続き大型の休暇である。でも昨今の状況下、いったい何をすればよいのか。。
そんななかでも、敢えてポジティブなマインドで気分を一新するために、いくつかの行動の誓いを立てる。
体操ポートフォリオの変更
俺はここ1年は、NHKのテレビ体操、ラジオ体操第一・第二を毎朝ほぼ欠かさずにやってきた。3つ合わせて12分ほど。昨今のヨガだとかワークアウトだとかに見向きもせずに、この日本国民のDNAとすら言えるクラシックな体操を信奉して実行してきた。しかしながら気分を変えて見直したい。YouTubeを探索すると某鉄鋼メーカーのアクティブ体操が出てきた。主にストレッチを中心として、その1、その2があり、合計で10分ほど。最近自転車に乗って首や肩が少し凝ってきた感じがしたので、やってみると爽快感が残る。ということで、時間はもっとかかるが今後はラジオ体操第一・第二に続いてこのアクティブ体操その1、その2を継続してやっていくことにした。
Yas島の伝道師
ここ2日間、Yas 島を自転車で周遊し、改めてこの娯楽島の素晴らしさに目覚めている。島中心部を半円状に走る Yas Leisure Drive。中央には Yas Mall、IKEA等の巨大ショッピングセンター。その通りに面して Yas 4大テーマパーク。
こちらの Ferrari Worldに加えて Water World、Warner Brothers World の3大テーマパークは、家族のアブダビ来訪時に一緒に行っているので馴染みはあるが、最新版は CLYMB と称するロッククライミング屋内テーマパークである。閉館中の今は行きようがないが、いずれ訪問して、新たに加わったこの島の楽しみを経験したい。
さらに自転車部でおなじみの Yas Marina Circuit、そこから枝葉するようにマリーナ地区、ビーチや海岸公園、閑静な住宅街が広がっている。
この辺りをゆっくり自転車で走っていると(特に自動車がほとんどいない現在)、島全体が巨大なサイクリングコースに思えてくる。ここから目と鼻の先に住んでいて、自動車も入れないような島の隅々まで知っている俺は(たぶん)日本人で一番の Yas通であろう。少なくとも休暇中は毎朝、休暇明けも毎週末、35キロほどある Yas島フルコースを走り回って、この娯楽島の魅力を知り尽くして、アピールしていきたい。
ネットフリックスからの刺激
いろいろな映像が楽しめるネットフリックスは確かに楽しい。何もやることのない夜、一人鍋をつついてウィスキーをちびりちびり飲みながら、何も考えずに没頭できる画像に身をゆだねるのは至福の時である。
俺は「全裸監督」に始まり、「ザ・クラウン」の全シーズンを観た後、料理モノにはまり、「深夜食堂」、「野武士のグルメ」と日本の料理や人情に浸ったあと、「ストリート・グルメを求めて」でアジア屋台中心の活気ある料理に興奮し、「腹ぺこフィルのグルメ旅」で一気に料理と旅情に目覚めた。
ちなみに「ストリート・グルメを求めて」と「腹ぺこフィルのグルメ旅」両方に出てくるのがバンコクの蟹オムレツとトムヤンクンスープのお店。次回バンコク訪問時には必ず行ってみたい。
この時代、ドラマよりも事実、リアリティ、歴史ものやドキュメンタリーに惹かれる。そして「アメリカン・ファクトリー」のリアル感に圧倒された。やや仕事絡みになるが、海外進出、工場建設、運営における異文化対立、そしてその解決に向けた覚悟や葛藤、策略など。これが登場人物も含めてすべて実話であることも驚かされた。
この休暇中も歴史ものやドキュメンタリー中心に、脳髄に刺激を受けるような作品を鑑賞していきたい。
Teams飲みを超えて
こうした環境になって、Teamsを大活用してきた。仕事の社外含めた会議、社内の打合せ、仲間とのTeams飲み、そして家族との懇親。テクノロジーの進歩を実感している。でも、やはり日本人は目の前の人の体温までも感じて議論したり、飲み会においては差しつ差されつが必要だなあ。
早くこうしたClose Contactの場が持てる日を待ち望みながら、その感性を維持、磨いていきたい。