anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

ロスト6か月からニューノーマルへ

2020年8月が終わる。振り返ってみれば、中国発の新型コロナによるパンデミックが他の国と同様にこの国にも襲いかかってきて、各種外出規制、商店やレストラン制限、出国禁止が始まったのが3月からであった。

ちょうどこの6か月の間は、仕事では休暇でインドに戻った社員10数人が戻ってこれず、さらに当地の社員に感染者が出て濃厚接触者含めて隔離、工場や事務所の消毒も行って断続的な工場閉鎖を余儀なくされた。その他もろもろのことが重なって、ろくに考えることなく日々起きたことにバタバタと対処してきた。さらにこの間の3か月ほどは、初体験の在宅勤務となり、同僚や社外関係者とのコミュニケーションにも苦労させられた。

プライベートではロックダウンによる自宅軟禁状態が日常となり、週末弾丸バックパッカーどころか、レストランで仲間と気軽に酒も飲めなくなった。仕事のストレスと息抜きできない状況から、後半は半ノイローゼとなって7月に無理やり日本に一時帰国して一息つけたといった感じであった。いわば2020年の3月から8月までのこの6か月は、俺の人生の中で「失われた6か月」、「泣き言だらけの半年間」として記憶されるかもしれない。。

さて、明日から9月である。もはやこの状況は異常でも緊急事態でもない、ニューノーマルと覚悟を決めて、新たな気持ちで仕事やプライベートの再設計をしなければと少しづつ思い始めている。仕事では市場環境の悪化をエクスキューズすることなく、あらゆることを考えて、チーム一丸となって前に進まねばならない。そのための準備も少しづつ進めている。

プライベートでは、家で一人で酒を飲むことが激減した。8月は酒無し日が10日にもなった。半アル中からの脱却である(苦笑)。もちろん同僚、友人、知人との会食、交流はココロの栄養源、息抜きとして続けていくが、家で一人で酒浸りになるのは極力止めよう。

身体の息抜きの方は、当面は一人での近所の散歩とYas島一周サイクリング。一方で自転車部の活動の方は近々再開できそうだ。旅行は当面無理だろうけど、アブダビ首長国内やPCR検査受けてのドバイツアーを検討したい。

ということで、9月から新たな人生の出発のつもりで頑張りたいものです。いやいや、頑張らずに自然体だね。