ADNOCマラソンで大いに駆ける
ADNOCマラソンの日を迎えた。ここまでの2週間、海岸で、YasとHudayriatのサイクルコースで、毎日走ってきた。当日の朝は、家でラジオ体操とアクティブ体操をやって体をほぐし、朝食はバナナと牛乳で軽く済ませる。10キロの部は6時30分スタートであり、6時前の真っ暗な中、家を出る。
アブダビ市内中心部のスタート地点周辺は、人で溢れていた。右の高層ビルが今回の主催者、ADNOCの本社ビル。
コロナ対策で人の間隔を空けたためか、2年前よりも行列地点の位置を大幅に下げていた。他のコロナ対策としては、参加者はスタート時間から96時間前のPCR陰性証明提示要、またスタートから500メートルまではマスク必須であった。
俺がスタート地点を出たのは7時ちょっと過ぎ。今回の目標は1時間以内とした。
海外沿いのコーニッシュを軽快に走る。
WTC(World Trade Centre)辺りで折り返し。この時点でタイムは30分弱。この感じだと1時間を切れるかも。
後半もスムーズで、むしろピッチが上がっていく。そして最後の1キロ。
ゴール直前でもスピードは落ちず、写真を撮る元気すら。
そうしてゴール。偶然会ったスロバキア人の友人とお互いの敢闘を称えあう。
まだまだ元気が残っていたので、3年前にも実施したミニ・トライアスロンに挑戦すべく、Hudayriat島でのサイクリングに向かう。ADNOC本社ビルを今度は遠くに見て、10キロのコースを2周完走。
家の帰って前の海岸で泳げば完成とも思ったが、しょせん海では100メートルも泳げないので止めた。それでもマラソン10キロ、自転車20キロ完走の満足感大であった。しかも後で大会WEBで知ったマラソンの記録が、56分18秒(前半5キロが28分47秒、後半5キロが27分31秒、確かに後半の方が速かった)、10キロ男性参加者1916人中606位、そのうち51歳から60歳の参加者154人中43位と、大満足の結果であった。
コロナ禍でも継続してサイクリングやウォーキングを行っていたこと、直前2週間に走って体を慣らしたことなどが奏功したようだ。なんとも晴れやかな気持ちで、3回目の ADNOCマラソンを完遂した。また、この大会は自転車部の仲間や友人も多く参加していた。皆さんの晴れやかなショットも紹介しておきたい。
2年ぶり復活のアブダビ名物のスポーツの祭典を、大いに満喫したことであった。