anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

謹賀新年2023年。年男、そして還暦

気が付くと前回アップしてから2週間経ってた。。この間、年号が変わり、干支が変わり、いる場所もアブダビから今は日本だ。そして2023年は兎年、俺にとっては4回目の年男になる。すなわち、今年は還暦を迎えるのである。思えば遠くに来たもんだ~(笑)。

この2週間、まさにうさぎの如くあっちこっち飛び跳ねていた。最初の週は家族と過ごす週だった。元旦早々に近くのスーパー銭湯に行ってリラックス。映画を2本見た。『ラーゲリから愛を込めて』。涙なしには観れず、こんな日本人がいたのだということに感動した。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。初編の『アバター』を家でディズニー・プラス動画で復習していったこともあり、この巨大スケールの叙事詩に酔いしれた。

犬も含めた家族で箱根に1泊旅行に出かけた。箱根の湯を楽しみ、久しぶりに大涌谷に行って目の前に広がる雄大な富士山、ダイナミックな噴煙、そして名物黒たまごを満喫した。

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さらに家近くの動物園に行ったり、息子と二人で横浜の居酒屋で飲んだり。まさに家族三昧。いつも通り鎌倉までの山道を歩き、身近にある大自然にも癒された。

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2週目は仕事ずくめの週。親会社を訪問し、打合せ、会食の連続。広島県に出張も行った。久しぶりの日本株式会社的な慌ただしさにやや疲れながらも、あちこちで歓迎、慰労、激励のメッセージをいただき、改めて今年も頑張ろうと気を引き締めている。

来週の3週目は再び業務お休みとさせていただき、基本家で自省と今後の展望を考察する週の予定だ。

さて、年男と言えば、俺のこれまでの年男だった時の状況を思い浮かべてみる。

  • 12歳:小学校6年生。中学入学前で郷里の新潟でのんびり田舎暮らし。
  • 24歳:社会人初年度。東京勤務、千葉住まい。学生から社会人、そしていろいろな環境変化に戸惑いながら生きる。
  • 36歳:ロンドン駐在初年度。初の海外生活に張り切り、仕事も家庭も刺激的に過ごす。
  • 48歳:東京に戻っていくつかの管理職経験。仕事もそれなりに順調、横浜に家も買い、公私ともに充実。

振り返ってみると、いろいろな変化を経て、一つの分岐点の時期だったと感じている。そして60歳の今年。アブダビ駐在6年目。仕事環境は厳しいながらも徐々に上向いて来ている。単身生活は寂しいが、運動や旅行などの趣味を楽しみ、いろいろなコミュニティーも広がり、ここまでは何とか前向きに過ごしていると言えようか。

還暦とは、「出生時に還る」、あるいは「第二の人生の出発」として人生の大きな区切りとなりうる年と理解している。新年の誓いとして、ぜひともそうした意味・意義のある一年にしたいものだ。