anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

アル・ラハ号とともに

両親が2月初めに帰って、また日常的に運動するようになってから16日ほど経った。そのうち、9日はどこかしらにサイクリングしていた。日数での自転車稼働率56%、2日に1日以上は走っている計算になる。9日の内訳は、Yas Marina Circuit 4日、Al Hudayriat Cycle track 2日、そしてYas島の公道が3日。

本日は Yas Marina Circuit で汗を流したが、個人的最長記録の7周、38.5キロを1時間20分で駆け抜けた。この距離を平均時速28キロである。我ながらすごいねえ。

ロードレース用自転車購入という、俺にしては大型投資をしたので、少しでも稼働率を上げて投資回収を早めるという経営にもつながる心理はあるけど、やはりこの涼しい季節に、ストレスフルな仕事や雑事を忘れて、一心不乱にペダルを漕ぐことによる精神的・肉体的開放感が最高だね。

さらに公道の場合、歩いたり車で行けないような場所にも気軽に行けることがある。先週末、Yas島で自転車で行ける場所は隅々まで行こうと思い、東西南北道のあるところを周った。すると東の端にある Yas Gateway Park という公園の、さらに北の方に殺風景な住居群が広がっていた。これは不動産開発会社Al Dar が Yas で開発中の Yas Acre という集合住宅地建設の労働者用キャンプであった。

この開発はまだ着手したばかりという風景だったが、島の反対側の West Yas という新興住宅地はすでに出来上がっており、まだ人は入ってなさそうだったが、新しくて緑たっぷりの住宅街は魅力的だった。 自転車でスイスイ走れる。

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足元、アブダビの不動産需要は停滞気味で、一方供給の方はどんどん増えている感じがする。大丈夫かと思うが、そこは長期的視野で少数の意思決定者で物事を進められる首長国。短期的な景気の動向に係わらず、Yas島のような将来の一大居住地域の整備を粛々と遂行しているのだろう。

こんな社会経済的な現場考察も可能な自転車での散策は良いねえ。というわけで、この素敵な相棒に名前を付けることにした。俺の住んでいる地域にちなみ、「アル・ラハ号」。

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暗闇にひっそりと佇む愛車、頬ずりしたくなるねえ。おいおい、大丈夫かねえ(笑)。

Gulfoodでイノベーターと出会う

誰が名付けたのか、Gulf(湾岸地域)+ Food(食品)=  Gulfood という名の食品見本市が、ドバイの展示会場で今週から始まった。世界120カ国から5,000以上の企業・団体が出展、この種のイベントでは世界最大級だという。日本からも44の出展者があるとのこと。うち21社は今年がGulfood出展初めてで、経産省、JETROや地方自治体なども支援しており、官民挙げて日本の食をこの地域に売り込もうという熱意がうかがえる。

俺の仕事にはまったく関係ないが、取引先の物流会社のTさんからお誘いを受けて、個人的な関心から夕方ちょっと寄ってみることにした。とにかく巨大なスペースに世界各国の食が詰まっていて、目がクラクラする感じ。残念ながら時間の制約もあり、まっしぐらに日本関係のブースが集まっているエリアに向かう。初日ということもあってか、そこはもう人だかりで熱気がムンムン。

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1734年の創業(290年近い歴史!)で黒豆の日本シェア6割の会社と、拘りのお米農業生産者。

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日本発で今注目されている生ゆず。
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そうは言っても日本といえば醤油ここにあり。
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ほとんどの会社で試食が可能であり、少量ながら日本のエッジの効いた食材(ご飯、黒豆の枝豆、生ゆず、マンゴージャム、ブドウジュース、醤油、そしてラーメン!)を堪能した。

Tさんから夕食のお誘いを受けて、前述の黒豆ガリバー会社の仕入れ・生産管理のプロであるFTさん、家電ベンチャー社長のFSさんの2人も入った4人で、ドバイの人気日本食レストランでご一緒することになった。

灘の銘酒、菊正宗を飲みながらいろいろ話してみると、FTさん、FSさんともイノベーターである。黒豆会社のFTさん。普通の黒豆の生産に加工プロセスの革新を起こし、黒豆を枝豆状のまま食べられるようにすることに成功、さらに煎った黒豆、そこにチョコをコートしたものなど、生産プロセスと商品開発のイノベーターであった。俺がお願いした黒豆焼酎は、研究開発トライ中だが、黒豆と焼酎の味や風味が喧嘩してまだまだと。

家電ベンチャーのFSさんは、大手家電と一線を画し、市場ニーズから拘り抜いた商品開発を行い、外部企業に生産を委託して直売するというモデルで頑張っておられる。最近のヒット作は、大手家電メーカーが日参しても断ったかまど製造者を口説き落とし、かまどさんという商品名のかまど型電気炊飯器の製造販売を開始した。日本で注目を集めているという。こちらはビジネスモデルのイノベーターである。

俺も含めて3人とも一筋縄ではいかない人生を歩んできていることもあって、仕事、プライベート、人生話に大盛り上がり。そこにインキュベーター的な仕掛け人Tさんも絡んで、酒と会話は一層熱を帯びる。最後はレストランからの夜景を見ながら時間が経つのを惜しみつつ、次の再会を誓い合う。
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Tさん、FTさん、FSさん、突然の飛び入り参加にもかかわらず、愉快な時間を有難うございました。とても良い刺激をいただきました。皆さんに負けないよう、俺もイノベーションに邁進します。次回は是非それぞれのオススメの場所で再会しましょう!

愛車と過ごす

自分の自転車を買ったのが1月25日。その直後に両親が来てバタバタして、新しい自転車に接することはなかった。宴の後ではないが、喧騒の親子劇が先週終わり、再び一人残された俺に、同居人(というか遊んでくれる同居ブツ)はこの自転車だけとなった。

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 さっそく愛車との活動を本格的に開始している。アブダビ市内から南東40キロのところにある Al Wathba に、自転車専用のトラックがあると聞いて初めて行ってみた。この地域は公園、ラクダレース場や博物館があるアブダビ郊外の文化地域となっており、その一角の広大な土地に、そのトラックはあった。

Al Hudayriat島に近い砂漠のコースだが、周りに何も見えずまさにド砂漠。あるのは多少の木と小高い砂の丘、Duneくらい。

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コースは8キロ、16キロ、20キロ、22キロ、30キロの5コースと多彩、営業時間は休みなしの24時間営業。レンタサイクルもやっているらしいが、俺は朝行ったので店員は誰もいなかった。
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平坦な道で微風が吹くなか、最初のコースだったので愛車と1時間程度慣らし運転的に16キロのトラックを走る。次は30キロコースに挑戦したい。

この火曜日は久しぶりに Yas Marina Circuit に行く。レンタサイクル待ちに時間がかかってここ数ヶ月は行ってなかったが、自分の愛車がある今は心配無用である。自車で颯爽と乗り込み(笑)、コース6周、33キロを走った。Yas の一周5.5キロのコースは起伏に富んでいて距離感も程良く、人も多くてやっぱり良いなあ。
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そして休日の本日、家周辺を走ることにした。初めての自転車専用トラック以外の公道である。そもそも右走行か左走行かで迷ったり(当然車と同じ右でした)、整備された歩道にさまよったりしたが、時々すれ違うシャー軍団(タイヤの太い専門車で一糸乱れずにシャーと音をたてながら走り去るサイクリンググループ)を見てると、自転車はやはり完全な車両扱いのようで、俺も道路の右のレーンを堂々と走り出す。

2時間ほどかけて、自宅とYas島を往復する。以前歩いて(片道3時間かけて)Yasに渡ったことがあるが、Yas島に徒歩と自転車で渡った人はあまりいないだろうな(あとはカヤックでの渡河が目標だね)。

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自転車専用道路ではないが、Yasの中は早朝もあって自動車が少なくて、広々として走りやすい。
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Yas Marina Circuitの中も、トラックまでは入れないが、入り口までは行けた。
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というわけで、今後も愛車を駆ってアブダビ3大サイクリングコース(Yas Marina Circuit、Al Hudayriat Cycle Track、Al Wathba Cycle Track)を拠点に活動を活発化させていく。さらにドバイなど他の地域にも遠征を計画中だ。

両親とアブダビで過ごす至福

我が両親がアブダビにやってきた。満年齢で父親80歳、母親77歳。そんな老齢の父母が、二人だけで実家のある新潟からはるばるやってきてくれた。大変ありがたく、嬉しいことである。

実家を出て親と離れて暮らすようになってから、すでに40年近く経つ。普段の接点はそれほどなく、盆暮れ正月に帰省することはあるが、2-3日過ごせば長い方で、しかも俺の家族が一緒の場合がほとんど。

今回は正味8日間ほど単身の我が家に滞在、親子3人きりの生活である。我が田舎は俺がいたころは大家族だったので、おそらく人生で最初で最後の父母息子だけの時間であろう。俺のアブダビ生活16ヶ月で得た知識と知見を総動員して、喜んでもらわねばなるまい。親孝行せねばなるまい。

まずはサッカーアジアカップである。準々決勝でベトナムに勝った後、スタジアムで試合を観戦したいという要望に応えて直ちにチケットを確保、既述通りアルアインとアブダビでの準決勝、決勝を一緒に観た。

砂漠ツアーにも一緒に出かけた。4WDの車で砂漠での激しい練り走り(これには母親が気分悪くなって冷や汗をかいたが)、ラクダ乗り、夕陽眺め、カンドーラやアバヤを着ての記念写真、アラビア料理のブッフェ夕食、ベリーダンスショーなど、午後3時から9時までたっぷりとアラブ砂漠体験をしてもらった。
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主要都市観光編。アブダビでは、グランドモスク、ルーブル、ヘリテージビレッジ、エミレーツパレスホテルを巡り、ドバイではスパイススーク、アブラ(木造の渡し船)によるドバイクリーク横断、そしてブルジュ・ハリファの124/125階の展望台、ドバイモールでの買い物など。

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ドバイでは中国春節前休暇と重なり、どこも中国人団体で大混雑であった。アルアインはこれも既述通り一通りの有名どころは周った。

田舎から出かけて来たので、親族縁者近隣住民への大量のお土産を買う必要があった。ますは定番のパッチ・チョコレートを5キロ分買う。

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デーツを買いにミナザイードにあるデーツ・スークに出かけて、有名ブランドではないが素朴なデーツも買い込んだ。

お出かけ以外に、家で過ごしてもらうことも多かった。我が家には日本語の新聞やテレビが一切なく、ネットも老齢ゆえ使えず、電話も使えず、俺も日中は出勤して不在だったので、どう過ごしてよいのかわからなくて結構フラストレーションが溜まっていたらしい。

それでも近くのショッピングモールのスーパーに二人で買い物に行って、家で仲良くキッチンに立って、

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 俺の大好物の郷土料理の根菜中心とした煮物(一般用語でのっぺい、俺の田舎ではコ二モンと称している)を作ってもらって(一部日本から食材を持参)、

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気候の良い朝のベランダで一緒に朝食を食べたりした。 

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夜は父親と酒を飲み交わしながら政治や時事談義をしたり、母親の愚痴を聞いてあげたりして、ほとんど一緒に過ごした。

外食にも出かけた。ランチではDragon Bao Bao Cafeteria の刀削麺と餃子、New City Palace Restaurant の海鮮スープ鍋、夕食は韓国料理の名店 Madang に、もはやアブダビ和食の殿堂とも言える MATSU の寿司カウンター。寿司職人のSさんと田舎が隣同士で話が弾んだ。どれも美味しい美味しいと言って食べてくれた。

老齢の日本人夫婦を見て、この国で働く人々は親切だった。ルーブルでは入場料をかなり割引してくれ、モールのレストランで事情の知らない父親がビールを注文したら、タダでノンアルコールのビールを提供してもらったそうだ。買い物を終えた老夫婦が、重い買い物袋を抱えているのを見て、スーパーの店員がそれを持って家の近くまで送ってくれた。

そんな内外での楽しく充実した時間を一緒に過ごして、両親は昨晩アブダビ空港から日本へ帰っていった。仕事をしながらだったのでバタバタして、十分な配慮ができたかどうか。でも二人には大変喜んでもらい、俺も両親との濃厚な時を過ごさせてもらい、空港での別れが少々辛かった。昨日のアブダビでの雨は俺の涙雨だったろう(ロマンチックかあ)。

年老いた両親が、アブダビという慣れない異国の地に息子を訪ねて来て、一緒にいろいろなところに行って、いろんなものを食べ、一緒に泣き笑いして。なんとした至福の時であったろう。

お父さん、お母さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。息子は引き続きこの地で頑張りますよ。日本からずっと応援して下さいね(ぐすんぐすん)。

決勝戦、再び大興奮

サッカーのアジアカップ決勝戦、日本対カタールの試合が2月1日、アブダビの Zayed Sports City Stadium で行われた。日本チームのここまでの軌跡については、ベトナムとの準々決勝を家のテレビで日本人社員4名みんなで応援し、イランとの準決勝は日本から遊びに来ている両親と3人でアルアインまで出かけて行って声援を送った。そして決勝は日本人社員とその家族(俺の両親含む)総勢8名でスタジアムに繰り出し、この快進撃の最終戦を見届けることになった。

当日のスタジアムは、UAE中の日本人が全部来たと思われるほど大勢の日本人応援団がスタジアムに集った(ちなみにUAEの在留邦人数は3千人ほど)。仕事関係の知人にも何人か会った。我々の席は日本人応戦席のど真ん中で、否が応でも一体感に包まれる。

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これが我が社関係者。
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日本人以外にも、隣の席のUAE人はアルアインから応援に駆けつけてくれて、塩谷選手の活躍に声をからし、前の席のフィリピン人親子は日本大好きということで、日本国旗を振って応援してくれている。

試合開始直前に大きな日本国旗が応戦席中を覆う。前回は外から見ながら感動していたが、今回は旗の内側だから感動の度合いが断然違う(笑)。
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震えるような興奮を覚えながらいよいよ試合開始。ほぼトイ面の貴賓席にはアブダビ皇太子のシェイク・モハンマド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーンの姿が(全然見分けつかないけど)。きっと日本の勝利を期して応援してくれているに違いない。
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ちなみにUAEはサウジアラビアと連携してカタールと国交を断絶しており、今回のアジアカップでもピッチ外でいろいろな騒動が起きているらしい。特にUAEがカタールに負けた直後にはスタジアムに物が投げ入れられたり、カタール有力選手の選手資格に疑義を申し立てたり。そんな渦中に試合前日の吉田選手の記者会見の記事が、日経電子版にあった。

吉田「フェアプレーを」英語でスピーチ
2019/2/1 2:00 朝刊 
決勝を翌日に控えた31日の記者会見で、日本代表の吉田が英語で"演説"する一幕があった。国交を断絶しているUAEとカタールが対戦した準決勝で物が投げ込まれ、カタール選手の出場資格を問う声が上がるなど、カタールを巡りピッチ外は騒々しい。それが決勝へ影響するかと海外記者に問われ、プレミアリーグ暮らしの長い吉田はよどみなく英語で応じた。

「それは連盟がコントロールすべきことで、我々は自分たちがコントロールできることに集中する」「この会見が世界で報じられるなら言いたいのは、我々は(試合後の対立など)愚かなことは見たくない。すべてのチームがアジアを代表してもいるのだから。準決勝後、イランの選手は(試合中のつばぜり合いを)謝ってきてくれた。明日は両チームがフェアプレーを尽くし、これがアジアのサッカーというものを見せる。それが日本だけでなくアジアのサッカーの次なる一歩になる」

 格好いいなあ。自分の意見を堂々と主張出来る吉田選手のようなグローバルな選手がサッカー界にはどんどん出て来ているのだろう。何しろほとんどの皆さんが海外で頑張っているのだから。これにも自分の境遇と照らし合わせてジーンときた。

そんなわけで、試合開始前から俺の興奮モードは最高潮に達しており、試合中もやたらめったら大声を出しつつ、無我夢中でピッチを追ううちに、試合は1対3の敗戦で終了していた。

負けたのは残念だけど、俺が仕事で奮闘しているUAEアブダビの地で、海外で揉まれて活躍している最高レベルの日本人プレーヤーが結集して、それを応援するためにUAE中、あるいは日本から大勢の日本人が集まって、そして日本人以外の方からも暖かい声援を送ってもらいないながら、2月1日の夜に過ごした超日本的時間空間を俺は忘れないだろう。

選手の皆さん、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。俺もアブダビの地で引き続き頑張ります。
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愛と興奮のイラン戦

昨年末から続いている家族親族関係者のアブダビ来訪。妹一家、我が家族に続いて、今週頭より年老いた両親が当地にやってきた。ありがたいことに、二人とも80歳前後ながらボケもせず元気に仕事をしており、体の動く今のうちに息子の任地に遊びに来たのである。

その両親がサッカー好きであり、当地で行われているアジアカップを観てみたいと言ったものだから、本日アルアインでの準決勝、日本対イランの試合観戦に行くことにした。ベトナム戦をなんとか制したサムライブルー軍団は、アブダビから東150キロ、UAE初代大統領故シェイク・ザイードの生誕地であり拠点であったアルアインに乗り込んだ。そして我が親子も本日昼前にアルアイン入りするのであった。

試合開始の午後6時まで時間があったので、アルアイン・オアシス散策、野菜・魚マーケット見学、アルアイン・モールでのランチ、Green Mubazzarah Parkでの温泉足湯、そしてアブダビ首長国最高峰の Jabel Hafeet 山ドライブなど、アルアインの典型観光コースを周った(残念ながら Palace Museum と National Museumの2大博物館は月曜定休日だった)。

そして午後5時過ぎ、Hazza Bin Zayed Stadium に入った我々を待ち受けていたのは、圧倒的多数のイラン人であった。イランとUAEは国際関係的には仲が悪いと言われているが、昔から歴史経済的なつながりが強く、多くのイラン系の人がUAEに住んでいると言われており、それが十分理解できるサッカー場の雰囲気であった。
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このスタジアムはサッカー専用のため、フィールドと観客席の距離が近い。我々の席は前から2列目ということもあって、サッカーに疎い俺でも知っているこんな選手がウォームアップ中に俺の目の前に迫る。その度にパシャパシャと写真を撮る。

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そして両国の国歌斉唱を経ていよいよ試合開始。
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俺も君が代を大声で歌う。日本の応援席には国旗が舞い、思わずジーンとくる。
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そして熱闘90分余り、結果はご存知の通り 3対0 という日本の快勝。日本関係者全員が素晴らしい試合内容に酔いしれる。俺の両親も良い試合が観れたと興奮状態。
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試合後、俺の席の周りにいたイラン人、そしてスタジアムからでる途中に出会ったイラン人の多くの方からおめでとうと声をかけていただいた。優勝候補の筆頭で、格下の日本に負けたことは悔しいに決まっているのに、皆さん嫌味なく笑顔で声をかけてくれる。イランは親日の国であることを改めて思い出す。足元米国主導の経済制裁再開で厳しい状況に置かれているにもかかわらず、ここアルアインの地でイランの方々の日本に対する愛を感じたことであった。

さてさて、こうなるとアブダビでの決勝戦も行かねばなるまい。相手はどっちか。UAEならそれこそ大興奮だねえ。

自転車、買っちゃいました

ロードレース用の自転車、買っちゃいました。先週金曜日、サイクルショップに行ってほぼ衝動買い。と言っても、Yas島でのレンタル自転車待ちに時間がかかったり、Al Hudayriat島では毎回レンタル料 AED 50 かかっていて、買うかどうか迷ってはいた。

上記課題を解決する上で、自分の自転車を持つことは意味あることだが、決め手になったのは、ロードレース用の自転車でサイクリング専用コースを思いっ切り走れるのは、アブダビに住んでいる今しかないということだ。日本では公道では走りづらいし、専用のサイクリングコースは少ないとのこと。

最初に行った時はお店に適切なサイズがなかったので、形と色だけ決めて商品納入を待っていたが、昨日入荷との一報あり、本日午後お店に向かった。ところが、もともと要望していたブラックにはフレームにひびが入っていて問題あったので、レッドしかないが良いかと聞かれた。それが下記である。

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 なかなかクールであり、これに決める。ちなみにお値段は、別売のペダル、ドリンクホルダーを入れて AED 3,525、約105千円である。ロードレース用の導入車としては平均レベルらしいが、こちらに赴任してきて旅行も含めて最大の消費金額となった。まあ他に娯楽といった娯楽はないので、良しとしよう。

お店の人にペダルの高さやギアなどの最終調整してもらう。ここら辺りは専門ショップならではの安心感があるね。

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 そしてさっそく向かう先は Al Hudayriat島。初走りは気分が良くて快適。夕方のコースを3周、30キロを1時間15分で駆け抜ける。
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今後は Yas島でも待つことなく走れるし、アブダビ郊外の Al Wathba サイクリング場や、ドバイ遠征にも行ってみたいね。楽しみ楽しみ。