anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

成田空港到着リポート

成田空港到着後どうなったかを記録しておく。

Etihad 878便は予定到着時間の1時間前の15:20にタッチダウン。PCR検査が混んでるので30分ほど機内待機といわれたが、どうやら間違いだったらしく、すぐに降りれた。ちなみに本日の乗客はビジネス2名、エコノミー10名の総勢12名。機体はいつもの787なので貸切り状態。

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空港内の飛行機数はさすがに少ない。

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係員に誘導されてPCR検査待ちスペースへ。ここで5分程待つ。

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それからPCR 検査場所へ移動。係員の説明を聞きながら書類に記入して検査を受ける。やはり聞いてた通り、日本の検査時間は長くて5秒鼻に棒を突っ込まれる(アブダビでは1-2秒だった)。結果は2-3日後にメールで連絡すると。結果出る前に家には帰れる。

その後家族迎え組はそのまま出れて、タッチダウンから1時間ちょっとで荷物を引き取って終了と超スムーズ。

ところが迎えが来てないと空港から出れないとのこと。もっと時間がかかることを想定していたので、家族はまだ来てない。来るまでここで待てと。

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迎えの車は駐車場ではなく、到着ターミナルの入口辺りまで来てもらい、到着の電話連絡をもらったらそこまで係員が連れていってくれた。

要は機体を降りてから家族への引き渡し、もしくは待機ホテルへの送迎まで、徹底して係員が同行、監視して一人での勝手な行動を認めないらしい。日本的な徹底したシステムではある。

まずは日本に安着できてホッと安心してます。

完・日本への道

これから日本に帰る。ついに日本への道、完結編である。帰国は日数で言うと7か月振りだが、何年も帰ってない気分だ。

家からアブダビ空港まで車で10分、チェックインカウンターは閑散としている。

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検温もなく、PCR検査も問われない。ほとんど人がいないのであっという間にパスポートコントロールを終えて中へ。一部の免税店は営業していた。

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いつもは人混みのゲートまでの通路も人気無し。
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ありがたいことにビジネスラウンジが再開していた。5日前からだと言う。ここもほとんど人はいない。
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食べ物はこんな風に展示してあるものから選んで注文する。
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ここまで来てホッと一息ついて、本当に帰れるのだと実感が湧く。いつものようにビールを飲みながら日本に想いを寄せる。
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いまから愛する人たちに逢いにゆきます。感謝感謝。

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なぜ今ストレスフルなのか

いろいろとあって、毎日結構しんどい。新型コロナ禍のなかで、俺だけでなく世界中の人々が多かれ少なかれそうだろう。なぜ今ストレスフルなのか、俺自身の場合を少し突き詰めて考えてみた。原因が分かれば、知恵や対策も浮かぼうというもの。

  1. 仕事の遂行で多くのことが未知、未体験で、三枝匡さんの言う「かつて見た風景」が少なく、起きたことに右往左往しがち
  2. 仕事の業績が悪くて後ろ向きの仕事が多くなり、また自分自身に自信を持ちづらい
  3. 英語圏の仕事でただでさえ会話に苦労するのに、直接面談不可、電話やビデオ会議のみの交信で、関係者とのコミュニケーションが一層困難になっている
  4. 心を許して気軽に相談できる先輩、友人知人が身近に少ない(孤独感)
  5. アブダビ首長国外に出れず(ドバイにも行けず)、旅行に行けず、日本にも帰れず、家族にも会えない
  6. 自転車部活動や会食がままならず、会社以外での友人、知人との交流の制限、発散できる飲み会限定
  7. コロナ後の世界に対する漠然とした不安

1~4はもともと俺の仕事上の課題であり、コロナがあろうがなかろうが構造的にあったもの。それがコロナで増幅された上に、5~7がコロナで加わり、よりストレスフルになっているということか。やれやれ、7重苦だねえ。。

ただし今回、日本に帰国できればいったん5は解消され、4と6も帰国中の交流で一時的には軽減効果が期待できる。そういう意味でも、今回は何としてでも帰りたいなあ。出国規制緩和の第一報が入った瞬間、Webでフライトの予約を入れたのは、今帰らないとヤバいと本能的・直観的に感じたのかもしれない。

あとは今日の日経朝刊のポストコロナの海図という特集記事の中で、竹内広高一橋大学名誉教授がコメントされていた「なりふり構わず」の速度感で突き進むか。そしてもともとの俺の人生コンセプト、「自分がマネージできないことは気にしない、自分がマネージできることのみに集中する」、「一日一生」、「毎日目の前のことだけ考えて粛々と取り組む」を一層意識して、悩まず、悔やまず、愚痴らずかなあ(あれっ、これ愚痴ってる?)。

TOKI 再開

日本への道をめぐって、UAE・アブダビ・ドバイ政府の相矛盾するアナウンスや、各種情報に右往左往して精神的に疲れているなか、グッドニューズがもたらされた。アブダビの日本食レストラン、TOKI の営業再開である。

ここのところ心はすでに日本にあり、美味しい日本食、日本的アルコールに飢餓状態とすら言っていい(苦笑)。 さっそく再開初日の先の木曜日、同僚と仕事を終えてまっしぐら。18時30分開店の15分前に着いてしまい、まだ40度近い気温のなか、お店の外で待って開店と同時にニッポンの食へ。

いつもの女性店員さんがいつも通り迎えてくれ、お互い Welcome backと声を掛け合う。残念ながら再開初日の本日だけ生ビールがないとのことで、アサヒの瓶ビールでスタート。ポテトサラダ、刺身などに舌鼓を打ちながら、ビールからさっそく焼酎に代える。芋焼酎のロックが身体中に染み込む、染み込む(歓喜)。

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最後の締めは担々麺。この味は家では出せないねえ。まさに黄金のスープ。
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次の日もランチで友人たちと行って、今度は昼から冷酒。TOKI は偉大だなあ。いつもは当たり前のように思っていたけど、昨今の状況下、まさに俺のソウルソング、三百六十五歩のマーチの3番の歌詞、

♪しあわせは 隣にいても 分からない日も あるんだね

の通りだなあ。

続々・日本への道

実は、最初の予定通りであれば、今頃は日本であった。。

仕事が思うようにいかず、ここはもう少しアブダビに残って対処しようと決めて、帰国日を延期した。その直後の7月1日(水)、いつものように唐突にUAE政府からアナウンスがあった。UAE国民ならびに我々のような海外からの居住者の出国に関して、特定の目的で事前に許可証を得ないと出国禁止、観光や旅行での出国は認めない、特定の目的とは、治療、学業、仕事、近親者の死亡や病気見舞いで、それぞれに証明書がいるという。出国前のPCR検査有無は曖昧で、よく分からない。

今回はドバイ政府ではなく、UAE政府であり、この内容は明らかに先般公表されたドバイのフリー化と矛盾する。また突然事前申請の書類が必要だとか言われても。。

というわけで、延期して良かったのか、もしかしてそのまま飛んでいっても行けたのか(もともとの出国予定日は今回公表の直後)分からないが、何れにせよまた日本への道が視界不良に陥った。。

俺の場合、上記目的で言えば1つ当てはまるが一体どんな書類が必要なのか、PCRはどうなのかと思案してどっと疲れていたところ、再びその2日後の昨日、以下が公表された(括弧内は俺のコメント、想定)。

National carriers(エミレーツ、エティハド、フライドバイ、エアアラビア)が飛んでいる国への出国は、以下を条件として許可する。

  1. 目的国の要求に応じた事前PCR検査、国によっては出国日の48時間以内の検査が必要(日本は成田で必須であり免除と理解)
  2. 1でPCR検査を事前実施した場合、結果が陰性であること(日本人はしないので関係ないと理解)
  3. 目的国をカバーする健康保険(あります)

2日前の内容から一気に簡素化された。この2日間で、ドバイとアブダビの政府間で出国規制をめぐる激しい議論があったかどうかは知らないけど、またまた日本への道が近づいた。PCR検査については今後確認していくが、まずはホッとしている。

上記2つの内容を伝える当地の英字紙のトップ。

7月1日:UAE: Permit needed for citizens, residents to travel abroad

7月3日:COVID-19: UAE citizens, residents are now allowed to travel abroad

下段の now が、いろいろ言われてきたけど今ようやくOKになったと読めて、今度こそ頼むぞと思わず祈る気持ち。まだまだ最後まで分からないけどね。。

続•日本への道

先週は朝の体操をさぼり、二日酔いもたびたびあって冴えない週であった。この週末は日本帰国への希望を胸にして気合を入れなおし、免疫力回復に勤しんだ。

金曜日の夕方は市内に出て、コーニッシュを端から端まで歩く。結構人出があって皆マスクをしていた。

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土曜日は Curfew(夜間外出禁止)が解け、朝6時前からの外出が可能になり、日の出の5時半過ぎに家を出てYas島フルコースを自転車で。気温32度、湿度80%の中、汗だくになりながらYasの海沿いのコースやマリーナ地区を周る。

Yas島に入る時には優し気だった太陽も。

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島内を1時間も走るころには凶暴さたっぷり。

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少し前までは入れなかったマリーナ地区も今やオープン。
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 そして美味しいビールと多彩な料理を楽しみながら人との交流。

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そうして元気を回復させつつ、日本帰国に関して当地政府の公式発表やメディア報道、在UAE日本大使館のお知らせ、友人、知人からの情報を漁る。

UAE政府、もしくはアブダビ首長国政府からの公式発表は、最初の緩和の一報以降、本日現在何もない。それでも上記知見を総合するとアブダビから日本への帰国は下記のようだ(現時点での個人的見解・認識なので本当かどうか分かりません、念のため)。

★エティハド航空は週に3便、アブダビ・成田間を運航中。

 ・アブダビ⇒成田(日水金、01:15アブダビ発、16:20成田着)

 ・成田⇒アブダビ(日水金、21:55成田着、翌日04:40アブダビ着)

★エティハド航空の場合、予約はWEB経由で簡単に入り、どのクラスや料金体系でも8月末までに予約したチケットなら11月末までは日程変更は追加料金なしで可能とのこと。またキャンセルの場合、一定期間(2年間)であればいったんクレジットしておき、その場合クレジットに加えてエキストラ(400ドル)相当の旅券が買える等、いろいろと柔軟に対応中のようだ。

★アブダビ出国の際、当地政府機関への事前登録や、PCR検査実施、陰性証明は不要。日本に行く場合、日本でPCR検査必須だからか。登録はUAE帰国時のみ、連邦ID国籍庁(ICA)への登録と許可が必要。最近これは比較的簡単に許可取得できる模様。

成田についてからの日本側の事情は、今のところPCR検査必須、交通公共機関使わずに自宅やホテルに行くこと、2週間の自宅待機は変わっていないようだ。

日本への道がだんだん現実味を帯びてきましたです。

日本への道

ここ数日でUAE出入国の状況が大きく変化している。まずアラブ首長国連邦(UAE)政府が発表したところによると、6月23日よりUAE国民並びにUAE在留資格者(居住ビザ所有の海外労働者)の国外への旅行を解禁するというアナウンスがあった。

俺はそれを聞いて狂喜乱舞、会社から一時帰国休暇を取得する前提でさっそくエティハド航空のWEBをチェックしてみた。7月以降アブダビと成田間に往復便が週に3便運航しているようで、予約を入れてみたら入った!

ただし政府公表では一部の国限定とのことであり日本が入っているかどうかはまだ公式には言われていない。また事前申請認可が必要だが、その辺りの手続きの詳細も発表されていない。出国日前48時間以内のPCR検査陰性も条件となっており、本当に帰れるかはどうかはまだ分からない。

そうこうしているうちに、ドバイ首長国政府が一昨日、ドバイ政府発行のUAE在留資格者は6月23日以降、ドバイ空港から出入国する場合、どこの国へも旅行可能、さらに7月7日からはどこの国からの旅行者も受け入れると発表した。UAE政府アナウンスでは、UAE帰国時に2週間、出発国によっては1週間の自宅待機の義務も、ドバイ居住者のドバイ空港着であればPCR検査が陰性であれば自宅待機は必要ないという。

経済への観光旅行者の依存度が高いドバイ首長国だけの独自のオープン政策のようで、UAE全体、もしくはアブダビ含む他の首長国からは冒頭のアナウンス以降は何も発表がない。ことほど左様に、この7首長国からなる連邦国家では政策や施策が首長国によって異なる。特にアブダビとドバイの2大首長国では競争心と連携が微妙に交差している。

普段はどちらかと言えば反目し合っている感じだが、いざとなれば同じアラブの紐帯として、2009年のドバイ金融危機時にアブダビが大規模な金融支援をしたように、強力な仲間となる。今回の経済危機でも、いざとなれば石油大国で大金持ちのアブダビが、観光やサービス中心の経済で大打撃を受けているドバイを支援するということが言われている。

一方ここ2週間は、アブダビ首長国は執拗にドバイ首長国からの人の移動を禁止している。他の首長国からアブダビ入りしたい場合には、アブダビ警察署が発行するパーミットが必要だが、ドバイ在住の弊社社員が会社のあるアブダビ入りを申請してもことごとく却下されている。さらに1週間の移動禁止措置の延期が昨日アナウンスされた(アブダビから出てドバイに行くのは解禁された)。

これもドバイ首長国での新型コロナ感染者が圧倒的に多く(この国は首長国毎の患者数は公表していない)、そうしたドバイ感染者の入国をできるだけ拒否しようとしているとか、アブダビ首長国居住者がドバイで遊んでウイルスをもらって帰ってくるのを恐れているとかと噂されている。加えて今回のドバイ独自の対外開放加速で、ますますアブダビはドバイに対する警戒心を強める可能性があるね。

何れにせよ、今のままだとドバイ空港から帰国することは無理だ。UAE政府、もしくはアブダビ首長国政府のご沙汰を待つしかない。日本への道はまだまだ遠く、予断を許さない。はあ。。