anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

500回という節目で再出発宣言

今日から9月である。そして今回のブログ更新がちょうど500回目となる。書き始めが2017年10月1日だから、きっかり5年と11か月と1日の期間である。平均月に7回、2週間に3回づつ更新してきたことになる。そして俺がアブダビに赴任してきたのが同年9月19日、もうすぐ丸6年経過する。こんなに長くいるとは思ってもみなかったけど。。

この節目のタイミングで、アブダビ日記の終了を宣言することになった。日本への帰任が決まったのだ。6年間、仕事に勤しみつつ、この日記で書いてきたように、仕事以外の様々な方との交流(アブダビ自転車部、異業種交流会、その他もろもろ)、週末弾丸バックパッカー的海外旅行(28回27か国)、体と心の鍛錬(サイクリング、ウォーキング、マラソン、カヤック、ヨガ、坐禅)、そして自己啓発(放送大学大学院修了、コーチング、発酵道、原始仏教)と、振り返ってみると自分でも驚くべき活発な活動ぶりであった。

この間、敢えて総括してみると、最初の2年間は初めての海外経営仕事や単身赴任生活への適応に向けた始動期、ある程度適応してきたと思っていたら、真ん中の2年間はCOVID19 の真っ盛りで、自分で夜道の徘徊と自嘲した厳しい期間であった。夜道は4未知の意も持ち、未知の国で、未知の仕事を、未知の人たちと、未知の環境で、という未知だらけの中での模索期間であった。

明けない夜はないという言葉通り、明かりが差してきてその期間を何とか乗り切り、最後の2年間はそれまでの交流、学び、思索が発展充実した成熟期と言えるかもしれない。還暦とも重なったので、次の人生を真剣に考え始めた時期でもあった。この始動期、夜道期、成熟期の3期間に呼応するように、結果的に住む場所も変えてきた。

アブダビを出国するまでにもう少しあるので、あと数回は更新するかもしれないが、実質的には俺の anezakiman日記シリーズ 3部作(サラリーマン日記、部長日記、アブダビ日記)の完了である。ここまで、俺の拙文をお読みいただいた方々に感謝申し上げます。そしてここまで支えていただいた家族、社員、友人知人、そしてUAEという国に対して、厚く御礼申し上げたい。本当にありがとうございました。

日本での家族との生活、仕事、仕事以外の学びやライフシフトといった、新たな出会い、導き、気づきの予感に心をワクワクさせながら、ここに再出発宣言をさせていただくものであります。