anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

犬恋し

人恋しさも募る年末。砂漠キャンプでMUGI嬢に馴染んだこともあり、人間とは言わないが犬が恋しい。

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このイスラムの国には猫はあちこちにいるが、犬は忌避されがちなのか街なかではほとんど見かけない。けれども俺の住宅地区はエクスパッツが殆どで犬を飼って人が多く、朝夕は犬を散歩させている人が大勢いる。

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日本の家で飼っているこの犬種とも遭遇。

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この息子が最近5歳の誕生日を迎えた。余計に恋しい。

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彼も日本で夕陽を眺めながら、俺のことを恋しく想っているに違いない。

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まあ、帰った当初はいつもウ~と俺に対して唸る息子ではあるけどね(苦笑)。

お休み、我が息子よ。

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年末日常風景

2020年という歴史に残る年が終わろうとしている。足元ではワクチン投与開始というポジティブなニュースが世界に希望を届ける一方、欧米や日本などで新型コロナの第3波が吹き荒れ、イギリスではより感染力が強いコロナの変異種発生という新たな不安要素が浮上している。

ここUAEにおいては、新規患者数こそ毎日1,000人台の高原状態が続いているけど、政府の一貫した強権的検査実施や管理体制の強化で、日々の生活は落ち着いている感じである。俺の年末日常もそれなりに賑やかだ。

ベランダに置いていた松の木を家の中に持ち込み、2018年の年末に買ったクリスマスツリーにセットする。

クリスマスツリーを買う - anezakimanのアブダビ日記

今回が3回目の点灯式となる。気分が少し華やぐ。

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アブダビ自転車部の課外活動。水の世界、海の世界に続いて今回は中東諸国の歴史、文化、食を巡る活動。 Al Wathba地区で毎年11月から2月の間季節開催されている「Sheikh Zayed Festival」は、UAE、中東、その周辺諸国の歴史、文化、食の物産展。ドバイの「Global Village」よりだいぶ規模は小さいが、それなりに楽しめる。自転車部のご夫婦ご婦人たちと一緒に行ったせいか、あちこちで熱心に文化見学、ショッピングに精を出され、夕食も食べたため、5時間半もぶらぶらした。

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中央広場でのライトアップ噴水ショー。
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UAEの歴史文化関連では、真珠貝から真珠を取り出すデモや、
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手織りの実演などを見学。
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夕食は、モロッコ館でモロッコ料理のタジン鍋やクスクスを皆で味わう。
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ホースショーとの触れ込みも、実際はラクダがメイン。。
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ロシアのダンスショーに、
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ローカル曲の演奏会。
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また、別の日の晩は友人の家ですき焼きパーティー。牛肉はなんと北海道サロマ産。
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こちらで買える消毒済みの生たまごに、特上和牛が絡み合って美味のひとこと。
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そして、Yasのマリーナサーキットの開放がF1の終了とともに再開、さっそく1か月振りに漕ぐ。気温20度前半でサイクリングには絶好の季節。年末のせいか、がらがらのコースを漕ぐ足もスムーズに6周(33キロ)駆け抜ける。 

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こうした日常の一瞬一瞬がとても貴重で有難いなあと、しみじみと感じられる年末の日々を過ごしております。

愛と興奮の砂漠キャンプ

アブダビに住んで3年3か月。これまでいろいろ出かけてきたし、この国らしい様々な体験もしてきた。だがここまで唯一、経験していないのが砂漠キャンプである。砂漠という意味では、半日の砂漠サファリツアー、砂漠豪華リゾートホテル滞在、観光ツアーとしての砂漠1泊キャンプは体験済みだ。しかしながらテントや寝袋を持って何もない砂漠のど真ん中でキャンプするのは未体験であり、いろいろな人からこの国らしいユニークなイベントだと聞かされていた。

その砂漠キャンプのお誘いが近所住まいのAさんからあり、一にも二にも飛びついた。Aさんご一家(娘さんと愛犬)、Iさんご一家(奥様、男の子お二人)、Zさん(単身赴任中でお一人)の3世帯、7人と1匹の砂漠キャンプにご一緒させていただくことになった。テント、寝袋、主要食料品はすべてご準備いただけるとのことで、俺が持っていったのは最小限の衣類と水と酒だけだった。

休日のお昼、Aさんの車に同乗させていただき、家を出発した。40分ほど走り、途中のガソリンスタンドでIさんご一家、Zさんと合流、3台の4WD車で一路砂漠に向かう。30分ほどで側道の砂利道に入る。さっそくラクダの隊列のお出迎え。

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本当の砂漠道に入ってすぐに、車のすべてのタイヤの空気を抜く。タイヤ面と砂漠地表の接する面積を増やして、砂漠の柔らかい砂でもタイヤを機能させるためとのこと。皆さん手慣れたもの。
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最初はこんな平地を走っていたが、
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そのうち Dune(砂漠の小山)が連なるミニ山岳地帯へ。
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大の砂漠キャンプ好きで、夏でも水をかぶって出かけていくという I隊長の先導の元、Duneの頂きや合間を縫ってどんどんの砂漠の中に入っていく。
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途中、Duneで何度か車がスタックしても、ロープをつないでの救出もお手の物。

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そうして砂漠の中を走ること約30分、ようやく I隊長の御めがねに叶ったキャンプ拠点が見つかり、ここで設営開始。周りに砂以外何もいない、まさに360度砂漠地帯。

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子供たちはさっそく砂ぞり遊び。

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人間界以外からの参加代表、MUGIさん雌犬2歳も長旅でお疲れか、砂の上でまったり。

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俺の寝床もテキパキとセットいただく。

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夕暮れとともにいよいよバーベキュー支度。
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3世帯の方それぞれが火をおこし、メインキッチンではI隊長がラードを使ってチャーハンを炒め、
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奥のキッチンではAさん娘さんとIさんお子さんたちが仲良く各種お肉、エビなどを焼いている。
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こうした豪華食材に舌鼓を打ちながら、皆さんとの会話も弾み、ビール、ワインがどんどん加速し、冷えこんできた最後の方はラム酒のお湯割りでしめ。
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俺は気がついたら消えかかった焚火の傍で寝ていて、Iさんに起こされて何とか体をテントへ運ぶ。こうしてキャンプ初日は興奮のうちに満了したのであった。

翌朝、6時過ぎに起床。周りをぶらぶらしつつ、日の出を待つ。

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俺が寝たテントは真ん中。左右をAさん、Iさん一家。Zさんは車中泊。

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朝食も簡単テキパキ。ピザ生地をカリっと焼いて、

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ハムとAさんご自宅で作られた野菜をトッピング、これがまた美味。

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朝食後、くつろぎつつ撤収開始。

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最後は皆さんで。
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お誘いいただいたAさん始め、皆さんは日本がこの国に誇る資源開発会社の技術屋さん。
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突然の参加者に対する皆さま全員の愛と優しさ、そして家族愛、親子愛、動物愛、自然愛に満ち溢れた、愛と興奮の砂漠キャンプ体験でありました。Aさん、Iさん、Zさん、ご家族の皆さま、本当にありがとうございました。

喜怒哀楽に満ちた5連休

海外、首長国外のどこにも行けない5連休。家に籠って瞑想などとのたまっていたが、終わってみればそれなりにあちこち出かけられた充実した大型連休であった。

連休初日前日夜までアパート管理会社マネージャーと、家のWI-FIケーブル故障対応の交渉。すでにこのせいで自宅でWI-FIがまったく使えない日々が10日間続いていて怒りは頂点に達していた。

最初Etisalat(当地国営通信会社)に見てもらい、ケーブル故障が判明、それから管理会社に直接会話、メール、電話等でケーブル取換えてくれとコンタクトを続けるも、すぐに対処すると言われつつ延々と放っておかれていた。いよいよ連休突入直前になって怒りでブチ切れ、マネージャーに電話してお宅のCEOに直接コンプレーンすると騒いで、ようやく休日初日にメンテ会社が手配されて、家にやってきたのだった。3時間かけてケーブルを引き直し、その2日後にEtisalat技師がやってきて、一連のWI-FI問題が解決した。故障発覚から2週間もかかった、やれやれ。。

午後は単身赴任仲間と中華でランチ後、Hudayriat島で自転車部活動で3周30キロ走破。ちなみにHudayriat島は家族向けのビーチ、ショッピング、散策路が最近拡大オープンしている。

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そのせいか、連休初日のこの日は超混みで、ビーチ待ちに人の長蛇の列であった。

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夜は反省会を野外レストランで楽しむ。

連休2日目。午前中残務仕事をして、午後は居住地のビーチでリラックス。この日はこの国の建国記念日(National Day)で、夜は居住地近くの知人ご夫妻と、マングローブを臨む野外レストランで会食。9時からの Al Reem 島での花火をうっすらながら眺めることができた。

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連休3日目。朝、Yas島フルサイクリング、午後家族とTeamsでチャットした後、夕方コーニッシュを端から端までウォーキング。夜は単身赴任の知人宅にお邪魔して男子パーティー。ホストのF氏はお酒好きでお料理上手。自らシェーカーを振ってのマルガリータ、お手製の料理の数々にビックリ、満足の夜のひと時でありました。

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ご自身でさばかれたハムール(クエ)のお刺身。
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伝説の豆腐とシイタケのアヒージョ。
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しめは日本の栗での栗ご飯。数々の至福の味わい。
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そしてクライマックスは連休4-5日目。Al Wathbaという市内から車で40分ほど離れた地区にリゾートホテルがあることを見つけ、旅心に火がついて1泊で行ってみることにした。このホテルのすぐ近くにはサイクリストには有名な最長30キロのサイクルトラックコースがあり、せっかくなのでそこで22キロコースを走ってからチェックイン。

砂漠のリゾートで著名な Qasr Al Sarab を小振りにした感じのホテル。2年前にドバイ系のホテルチェーンとして開業し、今年初めにMarriott系に経営が変わるもコロナ禍で休業、最近またオープンしたらしい。

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日中はプール、砂漠散策で快適な時を過ごす。
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翌日16時までチェックアウトを延長してもらい、超のんびり過ごした後、自転車部の Al Wathba活動と合流し、再びサイクルトラックで今度は最長30キロコースに挑む。

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コースの途中にたたずむ湖。

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砂漠のコースなれど、起伏もあって走りごたえあり。
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そうして汗を流したあと、市内に戻って Panda Bao Bao で反省会を挙行。念願の自転車部とPandaのコラボ達成(笑)。

いつもは一人で重慶小麺を食べているが、今回大人数なのでいろんな麺、料理が楽しめた。
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怒りで始まった連休だったが、全体的には起伏に富んだ充実したお休みになりましたです。

アブダビ自転車部、海へ漕ぎ出す

このコロナ禍の窮屈な世界でも、このアブダビの片隅の我が自転車部の課外活動は止まらない。今回は有志で海に漕ぎ出す企画が2つ。まずはアブダビ郊外のイースタンマングローブ地区での Stand up paddling (SUP)。

普段から定期的にバナナボートを漕いで海に慣れているYさんの企画、指導の元、足漕ぎを手漕ぎに変えて、マングローブの海を3時間に渡って快走(迷走?)。

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俺は都合があって SUP 自体には参加できなかったが、こうして陸でご婦人たちと一緒に声援に集中(笑)。
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続く第2弾。Full Moon Kayaku at Louvre Abu Dhabi。満月の下、ルーブルアブダビ・美術館の周りの海をカヤックで巡るというもの。ちなみに料金は AED 126。

大型連休前日で何とか仕事をバタバタと片付けた昨晩8時30分、自転車部員10名がルーブルに参集。

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この晩の参加者は我々も入れて20名ほど。ここから出航。
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1人乗り、2人乗りのカヤックにそれぞれが乗って航海開始。ゆったりと華麗なルーブルの周りを漕ぎ始める。
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くっきり満月というわけにはいかなかったが、夜空を照らすお月様。
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アブダビ市街の夜景。
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有名なステンレス製の天井が眩い。
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こうして50分ほどのカヤック周遊を楽しんだ。

本日からいよいよ5連休。いまだにアパートのインターネット回線は復旧しておらず、音、映像無し生活が続いている。。管理会社に矢のような催促をしつつ、こうなったら外部の世界から一切遮断して、家に籠って瞑想でもするか。無理だろうねえ(苦笑)。

大型連休迫るも

師走が近づいてきて、アブダビも随分涼しくなっている。朝方は19度前後、日中の最高気温は30度を切る日が増えてきた。こうなると毛穴が開ききっている俺には、朝晩は肌寒く感じる。

それでも夜は野外に繰り出す(笑)。ドイツパブで白ビール。

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MATSUも野外テラス席がオープン。この壁沿いのカップル席は欧米のエクスパッツで一杯になった。

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自転車部でもマングローブ沿いの野外レストランで憩いのひと時。

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そしてこの時期、この国で数少ない大型連休に入る。今年は12月1日(火)が Commemoration Day、2日(水)が National Day(建国記念日、今年は建国49周年)、そして3日(木)もお休みとなり、週末も入れると5日間の最長のお休みだ。

毎年、この連休時期含む11月、12月は国内外あちこち出かけてきた。記録を見ると。

  • 2017年 UAE国内(アル・アイン、ドバイ、シャルジャ、ラスアル・ハイマ)、オマーン
  • 2018年 ネパール、ヨルダン
  • 2019年 イタリア、トルコ、モロッコ

今年は世界的なコロナ・パンデミック下、国外への旅行は夢物語。UAE国内の他の首長国、あるいはアブダビ首長国内のリゾート地を検討してみたが、他の首長国はPCR検査3回必須と足の壁があり、アブダビの有名なリゾート地、たとえば砂漠のリゾート地 Qasr Al Sarabや、動物島 Sir Bani Yas Islandなどは早くから予約で一杯になっている。そもそも世界中で第2波、第3波が来ていて、この国でも新規患者数高原状態が続いている中で、いくら腰の軽い俺でも、積極的にあちこち歩き回りづらいこともある。

迫りくる5日間、旅に出れずに一体何をすれば良いのか。。これまでの延長線上で、散歩、サイクリング、カヤックなどの運動系、家やビーチでのんびりゆったりくつろぐ、テレビや映画を見たり読書したりする、そして夜は友人と外食あたりが選択肢だろう。でもせっかくの長い休みなのだから、多少でも特別なことをとも考える。

そうした思案中の5日前の夜、待ち望んでいたネットフリックスの「The Crown」シーズン4配信開始で、 連日夢中で観ていた最終第10話の途中で、突然テレビ画面が動かなくなった。翌々日、通信会社Etisalatの技師に来て見てもらったら、通信機器に異常はなく家と敷地内をつないでいるファイバーケーブルがどこかで切断されており、住居の管理会社に問い合わせろという。そうして管理会社にクレームして早や3日目、何度もプッシュしても今現在音沙汰なし。

おいおい、家で音楽や映像からもシャットダウンされたら、一体俺は連休中何をすれば良いのか。もはやパニック状態であります。。

アル・アイン旅行記

ドバイに続く1泊の小旅行として、アル・アインに行ってきた。アル・アインにはこれまで4回行っている。直近では19年の1月に両親が来た際に、アジアカップの準決勝を観に来ている。もやは遠い昔のようだ。

愛と興奮のイラン戦 - anezakimanのアブダビ日記

アル・アインはアブダビから車で2時間ほど。歴史、文化、自然が溢れる内陸のオアシス都市で、俺のお気に入りだ。このご時世、アブダビ首長国から出て戻ってくるのは困難を極める(いちいちPCR検査3回必須)。今回は社員1名とのミニ社員旅行として、手軽で行ける首長国内ツアーとなった。これまでの経験・知見をフルに生かし、1泊2日で下記のような旅程を企画する。

(初日)

8時 アブダビ市内発

9時前後 途中ラクダレース観戦

11時~15時 アル・アイン動物園でたっぷり動物、自然と触れ合う

★16時 グリーン公園で足湯

16時30分 Jabel Hafeet山頂までドライブ

18時 ホテルチェックイン、夕食

(2日目)

10時 ホテル発

10時15分~11時 アル・アインオアシス散策

11時~13時 パレス博物館、★ナショナル博物館見学

13時~13時30分 Al Fajiri Fort 見学

13時30分~14時30分 ランチ

16時 途中Fossil Dunesという砂漠観光地に寄る

17時 帰宅

このうち、★印のグリーン公園は開園前(17時から)、ナショナル博物館は改修中で行けなかったが、それ以外はほぼスケジュール通りに駆け回った。

ラクダレース。コロナ禍でもシーズン到来で人が集まって興行している様子。

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中東最大級と言われるアル・アイン動物園。ゆっくりたっぷり観て回る。

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珍しい白ライオン、
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白タイガー、
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そして犬のようだけどアラビアンウルフ。
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園内は広大で自然に溢れ、まるでアフリカのよう。
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今回の新発見はカバ館。巨大なカバが水槽でダイナミックに動き廻る。迫力満点。
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 2日目に最初に訪れたのがアル・アインオアシス。ナツメヤシの木々に囲まれながら癒しの散策。

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続いて俺のパワースポット、パレス博物館。故Sheikh Zayed Bin Sultan Al Nahyanの偉大さに触れるところ。

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Sheikh Zayedと現在の指導中心層の皇太子Sheikh Mohammad含む3人の息子さん
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故大統領の精気をたっぷりと注いでいただく。
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ここの館内も自然たっぷり。
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 アル・アインを後にして帰りに寄ったFossil Dunes。四駆でなくとも行ける身近な砂漠観光名所として人気の様子。我々が行ったときにはエティハドのCAさんたちが宣伝写真を撮影中。

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周辺のぶらついていると、羊さんたちの視線を一身に浴びる。
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ちょうど夕陽の時間。
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こうして丸まる2日間、動物や自然との出会い中心に、命の洗濯をさせていただきました。たっぷり歩いたので、ちょっと疲れたね。