anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

さらばSaadiyat島

現在のSaadiyat島の居住地を引っ越すことにした。ちょうど2年目の賃貸契約が終了し、俺もいつまでもアブダビにいるか分からないこともあり転居を決めた。

転居先はアブダビ本島内のホテルのレジデンスである。スタジオタイプと称する、日本で言うとワンルームマンションである。小さいながらもキッチン、洗濯機含めて生活に必要なものは揃っている。週に3回は部屋の掃除もしてくれる。これまでアブダビの中でも郊外に住んできたので、初めてのシティー生活だね(笑)。

今回の転居でアブダビでの住まいは4か所目になる。

  1. Al Raha地区のホテルのヴィラ。2階建て、350平米もある広い住まい。バーベキューも出来る広いテラスもあって、近くに砂浜海岸やプールもあった。
  2. Al Zeina地区の 2ベッドルームのアパートメント。個人大家からのリースで水光熱費の契約すべてを自分でやらなければならなかったが、家具一式揃っていてこの面では楽だった。
  3. Saadiyat島の新興住宅地。 2ベッドルームのアパートメントで、目の前にアラビア海のビーチが広がる。レストランも充実(NIRIもある)している人気のスポット。こちらも個人大家からのリースだったが No Furnishだったため、基本的な家具と家電一式を購入。
  4. アブダビ本島のホテルレジデンス。1ベッドルーム、基本すべて揃っている。

今回の3から4への引っ越しの課題は、買って揃えたすべての家具(ダイニングテーブルと椅子、テーブルとソファ、ベッド、仕事机や書棚など)や家電(テレビ、洗濯機、掃除機)をどうやって処分するかだった。

生活に必要なものは会社費用だったので、もちろん最後はどこかに持ち込んで処分してもらえばよいのだが、持ち込む先もよく分からない。ちょうどたまたま、8月から日通さんがこうした家具や家電を引き取って保管し、ニーズのあるお客さんに無料で提供するサービスを始めたとのこと。さっそく同社のNさんに頼んで、第一号サービス受給者となった。

その前に日本の友人知人を招いての、いわゆる Garage Sale もトライしたが、結局テレビと本棚しか売れず、小物は持ち帰ってもらったが、残った大物はすべて日通さんにお願いした。

こうして今週、今の居住地の荷物の撤去、引渡し前の大掃除(こちらも業者に依頼)を終え、やれやれとホッとひと息。

リビングのビフォーアフター。

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キッチンのビフォーアフター。

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Saadiyat島でのこの2年間の生活は楽しかった。目の前のビーチをほぼ毎朝走った。去る前の数日は30℃前半、湿度80%前後のなかでも、この美しい砂浜を惜しみながら散策した。

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入居した時には影も形もなかったグッゲンハイム美術館の工事は、だいぶ進んできたようだ。

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そしてこの巨大な建造物もその全容を現し始めた。

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シェーク•ザイード博物館。建国の父の名前が付いた新たな文化施設は、この国のランドマークになるに違いない。

毎朝海岸に出る度に、おはよう、マガンダンウマガと挨拶を交わしできたこの子にも、お別れの挨拶のサラーマ。

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Saadiyatに郷愁を残しながらも、新たな場所で新たな気持ちで暮らしていきたいね。