anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

生命力回復週末

2022年もすでに三分の一が経過した。年初に下記書いた。

今年の干支は寅年だ。ものの本によると「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になるとのことだ。これまでにないような厳冬の時期を経て、世の中も変わり、生命力の定義も変容しつつある新しい年の初め。今年こそ春の明るさ、勢いを取り戻す年にしたいものである。

コロナ禍に加えてウクライナ戦争といった予想もしなかった戦禍も加わって世の中がさらに不透明になり、生命力も今一度定義し直さないといけないかもしれない。

俺にとって生命力、生きるとはなにか。仕事のやりがいや家族・友人との交流という生命力の消費も大切だが、一人で静かに過ごして自分を見つめなおすという生命力の涵養も同様に重要である。ここまで、3月はドバイ万博にいろいろな送別会もあって外で騒ぐことが多く、結果的には休肝日が3日しかないほど飲み歩いていた。。4月もひさびさの週末弾丸旅行も含め、ばたばたしてきた。

今はちょうどイスラムの断食月のラマダーンであり、ムスリムの人が改めて神と信仰のことを見つめる時でもある。俺もこの週末は2日間誰とも交流せずに、一人でしっかりと体と心のリハビリ、充電をしつつ、日中の断食と夜の断酒を敢行した。

朝、家でラジオ体操第一、第二、第三、アクティブ体操パート1、パート2のフルコースで体をほぐしてから海岸を走る。早朝の砂浜は誰もおらず、まるで専用のランニングコース。

f:id:anezakimanAD:20220418025253j:imageSoul Beach という魂の浜には、生命力溢れるにぎやかなフィリピン女性たちも。

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ちなみにこの写真は、写真を撮ってあげた際についでに撮らせてもらったもので、それ以上でも以下でもありません、念のため(笑)。

朝は目玉焼きや味噌汁作ったりしてしっかりと食べる。

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その後、日が沈むまでは水以外は飲まずに、家の雑事終えたあとは読書三昧。最近のお気に入りは下記本で、今後の生き方の方向性を考察中。

夕方、家の近所を5キロほど散歩したあとで自炊の夕食。気合を入れて羊肉の火鍋。

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こうしてこの2日間は、少しは生命力を取り戻すことが出来たと思う。そして今月末まで続くラマダーンで、できるだけ日中断食を続けつつ、自分の生きる力の再構築を図ることを誓うのであった。