anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

同志帰任

日本からアブダビに帰国してからほぼ1か月。この間、この国でも毎日の新規COVID-19陽性患者数が今月初めの100人台から至近では500人前後まで増えている。やはりドバイ首長国での経済開放政策のせいか、噂ではドバイでの発生者が圧倒的なようだ。

一方でアブダビ首長国内では国民・居住者を残らず全員検査するという方針の元、突然アパートの前にPCR検査団が現れてエミレーツIDを一旦取り上げて、強制的網羅的な検査推進が引き続き行われているようだ。俺の家は田舎なので当分来ないことを祈るが。

そういう相変わらずの2首長国の対応の緩急の違いのせいで、アブダビ国境封鎖政策が続いている。アブダビ首長国への入国時の規制として、これまでの1に加えて2が最近追加となった。

  1. 受領後48時間以内のPCR検査陰性結果の場合、同結果のみで入国が可能。
  2. 受領後48時間以上6日以内のPCR検査陰性結果の場合、受領後48時間以内のDPI検査結果も併せて必要

これでは当分自由にドバイとの行き来はできそうにない。。実はドバイ中心部に我々が大好きな日本的居酒屋の富士屋の2号店、木村屋が最近オープンした。こうした状況下、まだ行けてない。下記はWeb記事から取ったのだが、早く行きたいねえ。 

Restaurant in Dubai

さて、そんな動きの中で弊社でも転機があった。5年間に渡り工場操業のキーマンとして勤務してくれたN君が、出向元の日本企業に帰任することになった。赴任時、何もない砂漠の地のコンテナキャビンの事務所で、会社の仕組みを一から立ち上げ、建設業者と交渉しながら新工場建設を推進し、インド人技師やオペレーターと渡り合いながらチームとして操業指導、試運転を指揮し、商業生産開始に結び付けてくれた恩人、同志である。

初の海外駐在、当初は英語もままならない中で、VISA取得が遅れるなどご家族の方にも大変ご苦労いただいた。一番若いということで宴会や弁当の手配などの総務庶務全般業務、さらには家での鍋、天ぷらなどの手料理の数々で私生活でも大変お世話になった。本当に感謝感謝である。N君、本当にありがとう。ご苦労様でした。

職場での最後の日のご挨拶。

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日本での引き続きの活躍を祈念しています。

さて、後任もN君。仕事はこれから順次だが、料理の方はやはり前任の方が上手のようで、歓送迎会のてんぷらパーティーでは指導を受けながら四苦八苦。まあ長い目で見ましょう(笑)。
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新たなメンバーで、また頑張っていきます。