このアブダビの片隅に
太平洋戦争中の広島県呉市での一般庶民の日常生活を描いた映画、「この世界の片隅に」。
世界的にも評価が高いこの映画のタイトルになぞらえるのはおこがましいが、このアブダビの片隅にいて、俺は何とか生きている感じである。
既知の国で、既知の人たちと、既知の仕事を、既知のビジネスモデルで過ごしてきた過去四半世紀の4既知に比べると、今は未知の国で、未知の人たちと、未知の仕事を、未知のビジネスモデル(コロナ禍下での)で挑んでいる4未知の時代である。やりがいもあるし、しんどくもある。
そうした中、この小さな首長国の片隅にある自宅やレストランで、日本人同士、気心の知れたメンバーでひっそりと杯を傾けながら、ニューノーマルの日常生活を人それぞれ生きている。
いつものおセンチ気分の定期的再来(苦笑)かもしれないけど、俺はそれで何とか生きている、このアブダビの片隅に。