最新ドバイ和食アップデート
アブダビでの新たな和食シーンの誕生(NIRI、Daikan、Mシェフ割烹等)に浮かれていたら、ドバイはもっとすごいことになっていた。
木村屋が拡張を続けて4号店まで出す一方で、富士屋も至近で2号店を開店、ドバイでの日本式の居酒屋が今や6店舗まで増えた。さすがにそろそろ飽和に近づいてきている感じで、次はアブダビでの出店も視野に入っているらしい。これはグッドニューズである。
高級和食も老舗Tomo、昨年開店の Kinoya は相変わらず人気らしい。そして先月開店したのが、リッツカールトン・ドバイDIFCにある弥家。この漢字で Mitsu-yaと読ませるそうだ。もともとレバノンのベイルートに3店舗(うち一つはラーメン屋)営業していた日本人とレバノン人のオーナーが、昨今のレバノン経済不況からドバイに移転してきたとのこと。ドバイ在住の友人お二人に誘われて、さっそく訪れました。
日本人オーナーシェフのAさんは、レバノン含めて海外で修行を積んできたベテラン料理人。カウンターに座ってのおまかせコースだが、とにかく美味い。銀座の高級割烹といった感じ。
数々の先付けの逸品。
俺の大好物、土瓶蒸しもしっかり(笑)。
握りもしっとりと甘い。
うにといくらのコラボ!
最後はラーメンも食べたいとおねだりして、ベイルートのラーメン屋で出していた柚子しおラーメン、これがまた美味。
まさに Authentic Japanese Cuisine 、大満足のお味であった。料金は確かに高い。シェフおまかせ料理コース(飲み物除く)で AED 600 台。でも料理の質と数、雰囲気、場所を考えるとValue for Money であり、自信を持ってお薦めできる最高級和食のレストランだ。接待か、ハレの日の会食か、勝負デート(笑)での活用にピッタリと感じた。
万博でのスシロー大人気も含め、UAEの国全体で和食ブームが再上昇している感があり、日本愛国者としては嬉しい限りである。