anezakimanのアブダビ日記

アラブ首長国連邦アブダビ首長国に駐在になりました。そこで出会ったことを綴ります。

学究生活少しずつ進展中

以前書いたように、4月から放送大学大学院に復学して、修士論文作成のためのゼミに入っている。

学究活動再挑戦 - anezakimanのアブダビ日記

4月初めに指導教官のH先生と研究テーマに関して事前の打ち合わせを行い、その後4月、5月、6月と月一回のペースでゼミに参加している。修士2年のゼミ生は、全部で6-7人いる様子で、いかんせんZOOM経由のヴァーチャルゼミなので、画面でしか分からないし、ゼミ後の懇親会の機会もないので、ゼミ活動という実感を抱きづらい。

それでも画面越しに皆さんの報告を聞いていると、何となく親しみが湧いてくる。以前所属していた国際関係論のゼミでは、ドイツのメルケル首相の指導力だの、日本の防衛戦略だの、サイバーセキュリティ―だのと高尚なテーマが多かった。

今回は地方大学職員の方の海外からの留学生をどう増やすかとか、社労士の方の建設現場労働者のキャリア育成をどう考えるかとか、病院事務の方の看護士の離職問題をどう捉えるかといった、いわば身近な話題が多い。

そしてH先生が、女性らしいきめ細かな指導、配慮をして皆をエンカレッジしてくれるのが心地よい。彼女の専門は経営や人的資源管理論であり、いわばビジネスに直結している。

さて、肝心の俺自身の修士論文の進捗である。最初大風呂敷を広げたようなテーマだったが、ご指導の結果、徐々に絞り込まれてきて、テーマ的にはほぼ固まったと思っている。

8月には第一稿を提出要であり、俺が長年携わってきた仕事に関する論文になりそうなので、やる気は出てきている。そろそろエンジン回転数を上げないとね。4月に日本に帰った際に買ってアブダビに持ち帰ってきた大量の参考書籍が、机の上に山積みになって手つかずではあるけど。。

これから徐々に取り組んでいきます。